おしらせ・ブログ

良い卵子を取る、妊娠する為にやる事

良い卵子を取るために①

 

良い卵子とはDNAの断片化がない卵子で成熟卵(M2)だから良い未成熟卵(M1)・GVだから悪いではない
また変性卵・空胞だから悪くもない

DNAの断片化を防ぐにはどうしたら良いのか?

30代前半までは多少のエラーが起きても修復をするのですが、当院に来る方はその修復する遺伝子が
衰えた40代が多く修復は狙わないで、原子卵胞からDNAの断片化を起こさないような生活を
するのが当院の狙いです。
個人個人の内容が分からない状態で言えるのは
栄養
体内時計
インスリンの抵抗性
神経伝達の調整
ストレスからの解放(これ皆さん間違えています)
そして個人個人の健康診断の結果・D3のホルモン値を見ながら弱点を探していきます

栄養
卵子と言えば卵胞に入っていますね、卵胞と言えば卵胞液ですね、実は卵胞内で卵子を抗酸化から守るのは
メラトニンだけです。
不妊症に関し鍼灸院(東洋医学)でタンパク質を初めて持ってきたのは私で
10年以上前は東洋医学では、脂肪は身体を冷やすなどを理由に肉の推奨は少なかったです。
まずタンパク質は不足するとセロトニンが作りにくなります。そうなるとメラトニンは?
ホルモン値の乱れを気にしていますが「フィードバック機構の乱れ」これにセロトニンがとても重要
あとは手軽にメチオニン・アルギニン・鉄分・インスリンの抵抗性など非常に多く絡んできます。
今回はメラトニンとタンパク質(卵子の質)ですが、ほんの1例です。

体内時計(生活リズム)
初産年齢の高齢化傾向に伴い、不妊症の原因となる性周期不整の発症基盤を生理学的に理解し対策を講じることは
喫緊の社会的課題です。本研究により、女性が多様な社会的制約に対応する上で、体内時計の加齢変化を考慮し
た生活を送る必要性が示されました。本研究は、生理学的に安定した性周期を達成するための
“サーカディアンタイミング戦略”の確立に重要な成果だと考えられます
参考資料:http://dx.doi.org/10.1016/j.celrep.2015.07.049
カリフォルニア大学ロサンゼルス校Gene Block学長、明治大学・立命館大学との共同研究
これがその後に出ておりましたが、ホルモンもフィードバック・ネガテイブフィードバックなどは
自律神経の安定から始まります。この体内時計を合わす必要がとても重要となります。
卵胞が育たない・不育・成熟卵が取れない方・着床しないなどには非常に有効な手法となります

良い卵子2ページ目

● インスリンの抵抗性・グルコーススパイク(血糖値スパイク)と卵子
血糖値をドンドン!とあげていると卵子は茶色くなり胚盤胞まで到達しても結果は不良な事が多い
若年者と比較して高齢者ではミトコンドリア酸化活性が低下・筋肉内の脂質量が増加し
インスリン抵抗性が高くなると報告
逆にミトコンドリア活性の低下、脂肪レベルが増加しインスリン抵抗性になるという因果関係の仮説もある
多嚢胞だけで起きる問題ではない、空胞が多い方・凍結が出来ない方・育たない方には有効
高濃度のインスリンが認められると、卵巣でのアンドロゲン生産を促進し肝臓では性ホルモン結合グロブリンのが抑制され
テストステロンの濃度が高まると考えられています。
インスリン抵抗性改善薬が使用されるようになってきており排卵率を増加させることが報告されています
※これは薬ではなく自分で出来る事です。

食後30分から1時間の血糖値上昇を防げばよいだけ下の方は糖尿病を持っている方で、食べ方・食後に
やるかやらないか?でこれだけ差が出ます。

インスリンの抵抗性

下の図をイメージして卵巣を守る事が卵子を守る事に繋がりますこれは血管(毛細血管含む)も含みますので、内膜にも影響します
足がむくみやすい方は流産が多い!と繋がるわけです

血糖値スパイクと不妊