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坐骨神経痛の施術方法

坐骨神経痛|船橋市下総中山駅北口徒歩1分ぬくもり整骨院・整体院

施術の回数の目安 平均ですが5回の施術で次の来院が一年以上経過し来院される方が多いのですが、1回で改善される方のいれば10回前後掛かってしまう方もいます。坐骨神経痛が起こる原因は様々ですので施術の回数の目安は難しいので電話やLINEでのご相談で「坐骨神経痛は治りますか?」という質問には即答できませんので、ご了承ください

 

下総中山周辺で坐骨神経痛にお悩みで整骨院・整体院をお探しの方、ぬくもり整体院では市川市・船橋市を中心に坐骨神経痛に特化した整体での施術を行っております。坐骨神経痛は腰からお尻、足にかけて痛みやしびれを感じる状態で日常生活に大きな影響を与え辛い症状です。このような痛みは姿勢の悪さや筋肉の硬直、長時間のデスクワークなどが原因で発生することが多いですが当院の整体ケアにより痛みを和らげることが可能で人気がある施術となります

当院では一人ひとりの体の状態に合わせたオーダーメイドのケアを心がけております。坐骨神経痛の根本的な原因にアプローチすることで痛みを和らげるだけでなく、再発防止にも努めています。市川市・船橋市にお住まいで坐骨神経痛でお困りの方は、ぬくもり整体院までぜひ一度ご相談ください

坐骨神経痛の経験25年

日曜診療・祝日診療・ご相談ください
都度払い

5000円

下総中山ぬくもり整体院の坐骨神経痛、施術方法

 

  • ・SSP
  • ・超音波療法
  • ・整体・近赤外線(アルファビーム・スーパーライザー)
  • ・ハイボルテージなどの電療法
  • 着替えもありますので仕事帰りでも気軽に来院できます。

 

坐骨神経痛の主な症状
  • 臀部(お尻)から下肢にかけて痛みがある
  • 長い時間立っている事が辛い
  • 腰を反らすと下肢に痛みやしびれが出る
  • 座り続ける事が困難
  • 足が激しく痛む、歩けなくなることがある
  • 腰痛があり、お尻や太ももの後ろ側に違和感がある
  • 前かがみになると痛くて靴下をはけない
  • 足先・ふくらはぎに冷感やだるさ痛みがある
  • 太ももの後や外側、ふくらはぎ、足先などに痛みやしびれが続いている
  • 足に力が入りにくい感じがある
  • 仰向けに寝れない

坐骨神経痛の施術

坐骨神経痛での来院ですが痛み・痺れの誘発(再現)が梨状筋が原因でるとわかった

骨格のバランスを改善し筋肉・関節・骨盤を遊びのある状態へ矯正します。
筋肉に遊び(動きに余裕がある)を作る事によって神経の圧迫を緩めていき改善に向かわせます

梨状筋症候群とは
梨状筋によって坐骨神経が圧迫され坐骨神経痛が起きます
通常梨状筋と言うものは柔らかいのですが股関節の筋肉の使い過ぎ(回旋)や長時間座っていることにより起きる事があります
梨状筋症候群はまれな病態です

臀部の筋肉

 

坐骨神経痛での施術内容で使われるもの(状態により選択をしていきます)

糖尿病からくる坐骨神経痛では対応が出来ません生活習慣でヘモグロビンa1cを下げ神経の興奮を抑える事を推奨いたします。

施術

スーパーライザー

坐骨神経痛での施術では近静外線(スーパーライザー・アルファビーム)どちらかを使用します。

刺激を与えずに症状を緩和する
「近赤外線療法(スーパーライザー・アルファビーム)」
近赤外線療法あたたかい赤い光(近赤外線)を首・肩・腰など障害のあるところの神経に照射することで、血行を改善し症状を緩和する治療法です。また、神経に直接茶作用してストレスなどで緊張している神経を平常な状態に戻すことが期待できます。妊娠中でも使用でき副作用・合併症もありません。
<適応症>
頭痛・肩こり・めまい・耳鳴り・肩・腰・膝・各神経痛・手足の血行障害・顔面神経麻痺・自律神経失調症・更年期障害・不眠・冷え性、便秘など

複合機

MCR(微弱電流):生体電流と同じようなレベルのごく弱い電流で筋肉に電気刺激を与えてケガや痛みの治療に効果を発揮します
Hi-Voltage(ハイボルテージ・ハイボルト):高電圧電流による電流刺激を皮膚に抵抗を与えず深部組織まで到達させ患部の炎症の抑制・痛みの軽減をする治療法で坐骨神経痛などでよく使われる筋肉(腸腰筋)などは深部にある為にこのハイボルテージが良く使用されます
RUSSIAN:筋肉刺激に適した刺激電流で、ピンポイントで作用します
TENS:主に知覚神経に対して電気刺激を与え、疼痛を抑制します
EMS:筋収縮を引き起こし、筋力を強化します

超音波治療
温熱や振動による血管拡張効果、筋肉深部の治療に最適で神経組織への作用や細胞レベルのミクロマッサージ効果で捻挫や関節炎による痛みや腫れにも効果があります。

当院の施術内容

STEP.1
触診
どの動作によって痛みが起こるのかを動探し筋肉の硬結やトリガーポイントを特定します
この坐骨神経痛は関連痛によって引き起こされている現象である可能性があり、痛みの原因がわからないとその場凌ぎの施術となってしまう為、しっかりと原因を特定し施術に入ります
STEP.2
施術
まずは神経痛となる原因から施術をしていきます。ペインクリックなどでされているスーパーライザや整体・鍼灸により神経を絞扼している部位を施術していきます
STEP.3
トリガーポイント療法
特定したトリガーポイントを施術していきます。
トリガーポイントを抑えると軽く押してもズーン響きます。施術を行う事により直接筋膜に刺激を送ることでトリガーポイントを除去します
STEP.4
ストレッチの指導・終了
緩和した状態を長時間継続させるためにストレッチの指導をして終了となります

その他の坐骨神経痛症例

坐骨神経痛の原因となる疾患

椎間板ヘルニア

椎間板ヘルニアは脊椎の間にある椎間板が変性して飛び出し脊髄や神経根を圧迫することによって痛みを引き起こす疾患です。椎間板は弾力性のあるクッションのような役割を果たしており、脊椎の動きをサポートしていますが過剰な圧力や加齢による変性によって飛び出すことがあります

椎間板の外側の繊維輪が破れることで内部の髄核が飛び出し神経根を圧迫します。これにより腰部から下肢にかけての鋭い痛みやしびれが現れ、特に坐骨神経が圧迫されると坐骨神経痛として現れます。症状は長時間の座位や立位で悪化することが多く重いものを持ち上げたり急に体をひねったりすることで発症しやすくなります。治療法としては保存的治療(薬物療法やリハビリテーション)が中心ですが重度の場合には手術も検討されます

椎間板ヘルニアによる坐骨神経痛の施術

症状の背景
椎間板ヘルニアが原因で坐骨神経が圧迫されると腰からお尻、足にかけて強い痛みやしびれを引き起こします。この状態では日常生活が苦痛となり動くたびに痛みを感じるため生活の質が大きく損なわれます。特に長時間の立位や座位歩行で痛みが増すことが多く身体が動きにくくなります

当院の施術では個々の技術が単独で作用するのではなく各施術が相互に補完し合いながら痛みを根本から解消することに焦点を当てています。各施術が相乗効果を生むことで身体の回復を自然な形で促し坐骨神経痛を改善する事を狙っております

  1. 超音波施術
    まず超音波施術によってヘルニア部分の深部にある神経や筋肉に振動を届け炎症を軽減します。超音波は深層組織にまで届くため一般的な表層的な治療では届かない場所にまで効果が行き渡ります。これにより神経圧迫が軽減され坐骨神経痛による痛みが緩和されていきます。炎症が早期に沈静化することで神経周囲の緊張も和らぎ痛みが次第に改善していきます
  2. ハイボルテージ
    次にハイボルテージを使用し坐骨神経周辺の神経と筋肉に働きかけます。この施術は神経の過剰な反応を落ち着かせると同時に、肉の緊張を緩めるため、痛みが和らぎ、動きがスムーズに戻っていきます。この電気刺激は筋肉や神経の奥深くにまで作用するため短期間で痛みの軽減が実感できます
  3. 柔軟性を高めるストレッチ
    最後に神経への圧迫をさらに緩和し痛みの再発を防ぐためのストレッチを行います。このストレッチは腰椎周囲の筋肉や腱を柔らかく保つことを目的とし坐骨神経にかかる圧力を軽減します。筋肉の柔軟性を高めることで痛みを抑えるだけでなく再発リスクも最小限に抑えることができます

施術の相乗効果

各施術は単独ではなく互いに補完し合いながら作用します。超音波施術による炎症の緩和、電気刺激による筋肉のリラクゼーションと組み合わさりさらにストレッチによる柔軟性の向上が加わることで全体として身体のバランスが整い坐骨神経痛の改善へとつながります。これらの施術が相乗効果を生み出し自然な形で体が回復に向かっていくことが施術のポイントです

変形性脊椎症

変形性脊椎症は脊椎の加齢に伴う変性によって椎間板や椎骨、関節が摩耗し、脊椎のアライメントが崩れることで神経が圧迫される疾患です。主に中高年に発症し慢性的な腰痛や坐骨神経痛を引き起こす原因となります

椎間板や椎間関節が摩耗してくると脊椎の安定性が失われ骨棘(骨の突起)が形成されることがあります。これらの変化により神経根が圧迫され坐骨神経痛や腰痛が生じます。特に脊柱全体のアライメントが崩れるため姿勢の悪化や運動時の痛みが特徴的です。症状は進行性であり初期には軽度の痛みやこわばり感から始まりますが時間が経つとともに痛みが増強します。治療法としては姿勢の改善、リハビリテーション、鎮痛薬の使用が行われます。進行が進む場合は手術療法(脊椎固定術など)も検討されることがあります

施術
変形性脊椎症による坐骨神経痛は痛みを軽減し根本的な改善を図るために複数の施術が互いに補完し合い相乗効果を狙ております

  1. ハイボルテージ電気刺激
    筋肉の過度な緊張を和らげ神経圧迫による痛みを軽減するためにハイボルテージを使用します。この施術は神経に直接働きかけ痛みの伝達を制御する役割を果たします。特に神経が圧迫されている場合、この電気刺激により神経への負担が軽減され痛みが緩和されていきます。また慢性的な痛みを抱えている方には筋肉のこわばりも同時に緩和されるため動きやすさが改善されます
  2. 超音波施術
    超音波施術を用いて椎間板や筋肉周辺の深層に働きかけます。この施術では特に椎間関節周囲の炎症を抑えるため超音波の振動が効果的に作用し血行を促進します。これにより筋肉や関節の硬直が改善され痛みが和らぎます。超音波の深い浸透力を活用することで表面的な痛みの改善だけでなく組織の回復をサポートし長期的な症状の改善が期待できます
  3. 近赤外線療法
    近赤外線療法を適用します。この施術は赤外線の光が深層組織にまで届き炎症を抑え痛みを緩和する効果があります。特に長期にわたる痛みや炎症を和らげ体内の自然な回復力を促進する働きがあります。近赤外線療法は他の施術との相乗効果を高めるため炎症の緩和と血流改善を同時にサポートします
  4. ストレッチ
    ストレッチを行い筋肉の柔軟性を取り戻します。脊椎周辺の筋肉や関節を柔らかく保つことで神経への圧迫を最小限に抑えることができます。ストレッチは腰椎や股関節に重点を置き、筋肉をリラックスさせ動きやすさを回復させるために効果的です。またこれにより再発のリスクを軽減し日常生活での動きがスムーズになります

椎間関節症

椎間関節症は脊椎の後方に位置する椎間関節が炎症を起こし痛みを引き起こす疾患です。脊椎は24個の椎骨で構成され各椎骨は椎間関節によって繋がれています。この関節が加齢や過度の使用で摩耗し炎症を引き起こすことで坐骨神経痛の原因となります

椎間関節は脊椎の柔軟性を保つために重要な役割を果たしていますが加齢や長期間にわたる負荷の蓄積によって関節の軟骨が摩耗し関節炎が生じることがあります。椎間関節症は特に腰椎で多く見られ炎症が周囲の神経を刺激し坐骨神経痛や腰部の痛みを引き起こします。長時間座っていると症状が悪化し立ち上がる際に痛みが強くなることが一般的です。治療には関節の可動域を広げるためのリハビリテーションや炎症を抑えるための薬物療法・物理療法が用いられます。重度の場合には神経ブロックや関節注射も考慮されます

すべり症

すべり症は脊椎の骨の一部が前後にずれ神経を圧迫することで坐骨神経痛を引き起こす疾患です。特に腰椎で発生することが多く加齢による椎間板や関節の劣化が原因となることが多いです

脊椎の安定性が失われると椎骨が本来の位置からずれることがあります。これにより脊髄や神経根が圧迫され坐骨神経痛を伴う痛みが現れます。すべり症の痛みは特に立ち上がる際や歩行時に強く感じられ長時間の活動によって悪化することがよくあります。症状が進行すると下肢にしびれや筋力低下が現れることもあります。軽度のすべり症の場合はリハビリや鎮痛薬での治療が有効ですが重度の場合は脊椎固定術などの外科的治療が必要になることがあります

脊柱管狭窄症

脊柱管狭窄症は脊柱管が狭くなり脊髄や神経根を圧迫することで生じる疾患です。主に加齢に伴う骨の変形や椎間板の変性が原因で坐骨神経痛を引き起こすことが多くあります

脊柱管狭窄症は脊柱管が加齢や変性によって狭窄し脊髄や神経根が圧迫されることが原因です。特に腰部脊柱管狭窄症が多く歩行時や立位で痛みやしびれが増強し座っていると症状が緩和する「間欠跛行(かんけつはこう)」が特徴的です。痛みが強くなると日常生活に支障をきたすことが多く保存的治療が効果を発揮しない場合には手術が検討されます。治療にはリハビリテーションや物理療法のほか鎮痛薬や神経ブロック注射が用いられます。進行が進む場合は椎弓切除術や脊椎固定術が行われることがあります

梨状筋症候群

梨状筋症候群は梨状筋という臀部にある筋肉が坐骨神経を圧迫することで生じる坐骨神経痛の一種です。梨状筋は股関節の外旋に関与する小さな筋肉で長時間の座位や過度の運動が原因で硬くなると坐骨神経が圧迫され坐骨神経痛としてしびれが出現します

梨状筋は坐骨神経の上に位置しているため、この筋肉が硬直することで坐骨神経を圧迫し臀部から下肢にかけての痛みやしびれを引き起こします。特に座っているときや足を組んだ状態での痛みが特徴です。梨状筋症候群は坐骨神経痛と似た症状を呈するため正確な診断が重要です。治療には梨状筋のストレッチやリハビリテーションが効果的であり筋肉の柔軟性を高めることが重要です。また痛みが激しい場合には局所麻酔やステロイド注射が行われることがあります

仙腸関節障害

仙腸関節障害は仙骨と腸骨を結ぶ仙腸関節が過度に動いたり、逆に動きが制限されたりすることで生じる障害です。この関節の不安定さが坐骨神経痛を引き起こすことがあります

仙腸関節は骨盤の安定性を維持する重要な関節で歩行や体重移動時に大きな負荷がかかります。仙腸関節の異常が生じると臀部や下肢に痛みが放散し坐骨神経痛のような症状が現れることがあります。特に片足に体重をかけたときや長時間座っている際に痛みが増強することが多いです。治療には仙腸関節の安定性を改善するためのリハビリテーションや鎮痛薬が用いられます。症状が強い場合には関節注射や神経ブロックも検討されます

坐骨神経痛の緩和に大切な筋肉

改善しない坐骨神経痛

足に痛みや痺れを生じさせている原因としてはお尻(臀部)の筋肉に生じたトリガーポイントがあげられます。しかし痛い大臀筋、中臀筋、小殿筋周りやハムストリングスだけをマッサージや整体で和らげてもその場限りの効果となり坐骨神経痛の痛みの緩和としては充分ではありません。

当院で坐骨神経痛のコースを受ける方のほとんどが他院で施術を受けてきた方ですが、坐骨神経痛と言っても痛い所だけではなく、臀部や太ももの後ろをいかに負担を掛けずに生活させるのか?

負担を掛け続ける事によって腰や臀部の筋肉に負担がかかり、梨状筋症候群や仙腸関節障害となり、坐骨神経痛を起こします

当院では以下の筋肉も重要視し緊張を取り、坐骨神経痛の痛みから解放を狙っております。

腰方形筋と坐骨神経痛

腰方形筋

脊柱の安定に重要な役割で側屈という動作に痛みが出る場合は腰方形筋の緊張を取ります。
例)仁王立ちをして両手を腰に置き、腰を左右に動かしてみてください痛みが出れば腰方形筋が問題となります
この腰方形筋は横向きになり身体を丸め込む(膝を大きく曲げる)肢位で非常に触りやすくなる筋肉ですが、整体・マッサージ・鍼灸施術としては見落とされやすい筋肉ですがヘルニアなどの腰神経の圧迫を緩和するには重要な筋肉と言えます。

・骨盤の高さが違う方
・腰痛にも重要
・坐骨神経痛
・骨盤の高さが違う方
【起始】腸骨(腸骨稜)・腸腰靱帯
【停止】第12肋骨・3.4腰椎(肋骨突起)

 

大腿筋膜張筋・腸脛靭帯と坐骨神経痛

大腿筋膜張筋・腸脛靭帯

大腿筋膜張筋
【起始】 上前腸骨棘、腸骨稜の前面
【停止】 脛骨外側顆に付着する腸脛靭帯
大腿筋膜張筋と腸脛靭帯の緊張に伴う疼痛は坐骨神経痛と腸脛靭帯炎と判断は難しいが、大腿筋膜張筋は、股関節の屈曲、外転、内旋を含む作用を持ち、大殿筋、中殿筋、小殿筋と連携して機能します。
梨状筋症候群での筋緊張は脊柱起立筋・僧帽筋・広背筋・大腿筋膜張筋・大殿筋・中殿筋に亢進を認め、腹部、ハムストリングスに低下が認められやい、これは大腿筋膜張筋や中殿筋などを酷使した際に梨状筋が補助として動くために披露し筋肉が肥大→坐骨神経を圧迫し悪循環となる

結論としては梨状筋・大殿筋・中殿筋の緊張(コリ)言わば坐骨神経痛を緩和するためには大腿筋膜張筋・腸脛靭帯の緊張緩和は必須となります。

大腿筋膜張筋・腸脛靭帯も整体・マッサージ・鍼灸施術としては見落とされやすくなり、木を見て森を見ず状態の筋肉です。

内転筋群と坐骨神経痛

内転筋の施術
大腰筋と密の関係にあるのは内転筋群(内もも)とハムストリングス(裏もも)です。
内転筋群は、大内転筋・小内転筋・長内転筋・短内転筋・恥骨筋に別れます

大内転筋 【起始】筋部:恥骨下枝 腱部:坐骨結節、坐骨枝 【停止】筋部:大腿骨粗線内側唇 腱部:内転筋結節
長内転筋 【起始】腸骨上枝 【停止】大腿骨粗線内側唇中部1/3
短内転筋 【起始】恥骨下枝下部 【停止】大腿骨粗線内側唇上部1/3
恥骨筋  【起始】恥骨櫛(しつ) 【停止】恥骨筋線・恥骨粗線
薄筋   【起始】恥骨下枝~大内転筋 【停止】大腿骨粗線内側唇

坐骨神経の支配筋
半腱様筋
半膜様筋
大腿二頭筋
大内転筋
正確には大内転筋のみが坐骨神経
半腱様筋・半膜様筋は坐骨神経の枝、脛骨神経支配
大腿二頭筋は坐骨神経の枝、脛骨神経・総腓骨神経の二重神経支配

坐骨神経の走行
腰仙骨神経叢→梨状筋の前面→下殿神経と共に大坐骨孔(梨状筋下孔)→大腿後面(大殿筋と大腿二頭筋の前面)→大腿屈筋群(大腿二頭筋、半腱様筋、半膜様筋)と大内転筋へ筋枝を分枝し、膝の裏(膝窩)の上方で総腓骨神経と脛骨神経に分かれる

坐骨神経や梨状筋に内転筋は連動しております。坐骨神経痛というのもは痺れが出たら、鶏が先か卵が先か?同じように一度興奮した神経・筋肉を抑えるのは痛みが出ている部分だけではなく、その筋肉に連動している筋肉の興奮(緊張・コリ)を取り元となる筋肉の負担を減らすことで坐骨神経の圧迫を軽減する事が出来ます。

これだけでも内転筋群は坐骨神経痛と密であり整体やマッサージ・鍼灸などでも重点的に行うべき筋肉と言えます。

腸腰筋と坐骨神経痛

腸腰筋の施術
体幹と股関節をつなぐ唯一の筋肉

腸腰筋が緊張してしまうと負荷は股関節と腰に集中してしまう為に腰疾患(腰痛・ヘルニア・坐骨神経痛・腰部脊柱管狭窄症)や股関節疾患(変形性股関節症・関節唇損傷)になりやすくなると言われております。

股関節・骨盤・腰椎が協力して連動して動かなければならないのに腸腰筋が緊張し硬くなることで股関節や骨盤の動きが悪くなり結果として腰部に負担が掛かります。

要の筋肉ですが腸腰筋が固くなっている状態で鍼灸や整体で腸腰筋のみ施術しても効果はありません。それは既に体幹と股関節は披露しきって今度は腸腰筋だけで頑張って活動し結果、緊張しやすくなると整体・鍼灸の効果を出せない状態となるからです。

歩行に関する筋肉と坐骨神経痛

長い間坐骨神経痛が長時間同じ姿勢で痛みが出るだけではなく
歩行時にも痛みが出てきます。こうなると神経痛の興奮を抑える施術と同時に筋肉の緊張を緩和させる施術も必要となってきます
これも全てをやるのは時間の無駄と大切な部分の施術時間の短縮となりますので
施術はしっかりピンポイントにこれも大切となります
ではここでは少し難しい話になりますので飛ばしてもらっても良いと思います
お尻の筋肉としては
坐骨神経痛の圧痛点としては梨状筋という筋肉が注目されますが
歩行時に活動する筋肉としては

大殿筋…遊脚相終期の股関節屈曲時遠心性に収縮
立脚相初期には求心性に収縮をし股関節の伸展を維持する
(二次的に膝関節の進展にも作用をする)
これは座っている最中に膝を伸ばしての痛みと立位で膝を伸ばす
これの伸展時の痛みの差を見る事で解ります

中殿筋
遊脚相終期に活動をはじめ
片足で支持するときにモッドも活動する筋、歩行時の前額面上の骨盤の安定に非常に重要となる

大腿四頭筋(大腿直筋・中間広筋・内側広筋・外側広筋)
遊脚相終期に活動をはじめ
立脚相初期に強く遠心性に収縮をするまた、膝関節の屈曲を制御する筋肉
立脚中期まで求心性に収縮をし体重を支える

ハムストリングス(大腿二頭筋・半腱様筋・半膜様筋)
遊脚相終期、膝関節伸展の原則ために遠心性の収縮をする
立脚相初期まで活動をし股関節の進展を補助
大腿四頭筋と同時収縮で膝関節を安定させる
(座位で膝を伸展(伸ばす)動作でプルプルと筋肉が震える方もいますね)

下腿三頭筋(ヒラメ筋・腓腹筋)
プッシュオフ
立脚相全体に関与するが踵離地(しょうりち)から足指離地期で強く収縮
身体の全身運動に特に重要でこのように言われます

前脛骨筋
踵接地期に強く遠心性に収縮をし足関節の底屈を制御し遊脚相では求心性に収縮をする(トゥクリアランスの確保)

大きく分けるとこれだあり、ただ歩いている最中に痛い、よく躓く、膝に力が入らない
から施術をしましょうではなく

歩く最中のどこで痛みが強く出現するか?これが施術に対してとても重要になり整骨院や整体院・マッサージ院を選ぶ基準ともなります

 

坐骨神経痛で良くある質問

坐骨神経痛は整骨院で保険適応となりますか?
慢性的な坐骨神経痛整骨院・接骨院では健康保険を使用して施術を行う事はできません
整骨院で保険適応となる場合は腰部打撲・腰部捻挫をした際に坐骨神経が圧迫され一時的に坐骨神経痛の症状が出ている場合のみとなります。
腰部のヘルニアや脊柱管狭窄症・慢性的な腰痛の結果出現している坐骨神経痛では整体院・鍼灸院と同じように
整骨院・接骨院でも自費での施術となりますのでご了承ください
坐骨神経痛が出ました。どの状態で整骨院や整体院・鍼灸院に通えば良いですか?
坐骨神経痛で整骨院や整体院・鍼灸院に通院するタイミングは急性期でも慢性期どちでも構いません。
ぬくもり整骨院・鍼灸院に限らず坐骨神経痛が出現している原因が
整形外科やペインクリニックで診断や検査をしていない場合で筋肉の緊張(通称コリ)などでなくヘルニア・脊柱管狭窄症などが原因の場合は坐骨神経痛に強い整形外科・ペインクリニックを紹介してくれるはずです。
忙しく整形外科などに通院できない場合は相談してみると良いでしょう
整形外科と整骨院・鍼灸院どちらに通院した方が良いですか?
初めて坐骨神経痛辛い腰痛が出た方は、原因が腰以外に起こる事もありますので1回整形外科精密な検査・診断を受ける事をお勧めいたします。
整骨院や鍼灸院・整体院はあくまで、忙しく整形外科に通えない、リハビリテーションがない・
整形外科と別のアプローチを試してみたいなどで整骨院や鍼灸院・整体院を試しても良いよ考えております
船橋市下総中山ぬくもり整骨院・鍼灸院坐骨神経痛の施術内容は?
坐骨神経痛施術内容は?
坐骨神経痛の施術内容
  • ハイボルト・ハイボルテージ
  • 微弱電流
  • 超音波
  • 近赤外線(スーパーライザー・アルファビーム)
  • SSP
  • 筋膜リリース
  • 整体
この中から症状に合わせ選択をしていきます。
一般的な坐骨神経痛の治療法は?
一般的な坐骨神経痛の治療法は
一般的な坐骨神経痛の治療法
  • 温熱療法 ・マッサージ療法
  • 体操やストレッチ
  • コルセットこちらは整形外科の方が安く買えます
  • 薬物療法は整形外科
  • 局所麻酔・ブロック療法→ペインクリニック

などです。

坐骨神経痛どこの筋肉をマッサージ?整体?坐骨神経痛効果的な筋肉は?
坐骨神経痛や腰痛での整体やマッサージは基本、うつ伏せで寝た状態で上から腰を押すような事は基本禁忌となります。
当院の坐骨神経痛での施術でよく狙う筋肉はこの中から症状に合わせ狙う筋肉を調整していきます。
また仰向けで腰を捻る動作をした際に肩が持ち上がる場合などは、小円筋や広背筋を調整する事で患部の負担は減ります。
攻めるべき筋肉
  • 腰方形筋・多裂筋
  • 大殿筋(中殿筋)・梨状筋
  • 大腿筋膜張筋・腸脛靭帯
  • 大腿二頭筋・半腱様筋
  • 内転筋群
  • アキレス腱含む下腿部
坐骨神経痛は歩いた方がいいですか?
歩いて坐骨神経痛が悪化する場合はやめて軽いストレッチなどをする方が良いでしょう
また20分程度歩いて坐骨神経痛が緩和する場合は毎日同程度を歩くと良いと思われます。
注意点としては坂道や段差が多い道は避けるようにする事が大切です
坐骨神経痛 湿布はどこに貼る?
一般的な坐骨神経痛で効果ある湿布の貼り方は、臀部(梨状筋)などは深い位置にあるので痛い側の仙腸関節部腰方形筋・腰椎・仙腸関節部)が覆うように貼ります。
坐骨神経痛は冷やす?温める?どっち?
坐骨神経痛では温める方が良いのか冷やした方が良いのか?明らかに急性期で熱を持っている場合は冷やしても良いでしょうぬくもり整骨院・鍼灸院では急性期には冷やさず、温めずです。急性期か回復期で冷やす・温めるではなく、入浴した際に楽になる場合は温める、痛みが強くなる場合は坐骨神経痛がおさまるまでシャワーに切り替える指示を出しております
坐骨神経痛では冷湿布?温湿布?
余り知られていませんが、冷湿布・温湿布・共に皮膚の温度を約3℃下げます。よく見ると冷感・温感と書いてあると思いますが冷たく感じる・暖かく感じるだけなので貼って気持ち良い方を選択するのが良いです
妊娠中でも坐骨神経痛の施術は受けれますか?
妊娠中でも坐骨神経痛の施術は行えます。ぬくもり整骨院・鍼灸院では妊婦(マタニティ)でも安心して坐骨神経痛の施術が受けれますが、妊婦整体のページをご確認ください