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採卵上手くいかない・凍結できない(過程編)

採卵上手くいかない・凍結できない(過程編)

排卵までの過程
卵胞発育はゴナドトロピン感受性の有無に左右される、まず感受性ない原始卵胞から前胞状卵胞まではゴナドトロピン非依存的に約120日かけて発育する、2mm以下の前胞状卵胞から胞状卵胞までは感受性があるが感受性は低く約70日かけてゆっくり発育する、直径2-5mm以上の胞状卵胞になると感受性は高くなり
月経周期に伴うゴナドトロピンの変動に応じておよそ14-20日で急速にグラーフ卵胞になる
(日本産婦人科医会)

改善策と知識

卵胞液…卵子も動脈から栄養を受け静脈に老廃物を排出しています。この役割を持つのが卵胞液となりま
す。卵胞液中の栄養成分の組成が発育・質に影響します。
加齢・摂取する栄養・生活習慣などで、抗酸化力・ミトコンドリアが低下してしまうと
活性酸素(メチル化)によってDNAが損傷(断片化)し卵子の質は低下してしまいます

DNAの断片化≒流産・染色体異常と考えても良い

活性酸素が過剰に発生・ミトコンドリアの低下・メラトニン不足・ストレス(肉体的)過剰な運動・過度のアルコール摂取・喫煙・体内時計の乱れ・インスリンの抵抗性などがあります
これに関する話をこれからしていきます

(説明会資料なので個人個人違う事を話すので省略)

よくある勘違い

排卵される周期ではホルモンの影響を受けながら卵胞は急激に成長していきますこの時期に減数分裂が再開し完了し
成熟卵胞となります(第一極体が放出)また主席卵胞というのはホルモンに対して1番反応が良かったものと考える(良いとは言っていない※遺残卵胞のページ)