薬を飲んでもパニック障害や不安(ぐるぐる思考・反芻思考)が解消しないのはなぜ?薬だけでは解決できない原因と当院のアプローチについて

パニック障害や不安障害、反芻(はんすう)思考(ぐるぐる思考)を抱えていると医師の診断に基づいてお薬を服用している方も多いのではないでしょうか。お薬を飲むことで一時的に症状が軽くなったり気持ちが落ち着くことはあるかもしれませんが、中には「薬を飲んでもなかなか不安感が消えない」「一向にパニック発作の頻度が減らない」といったお悩みを持つ方もいらっしゃると思います
これは、お薬の効果が十分に発揮されていないというよりも薬の効果を妨げる要因として、睡眠障害や生活習慣の乱れ、慢性的な疲労などが影響している可能性が考えられます。実は、これらの生活習慣や体質的な要因が自律神経のバランスを乱しパニックや不安を引き起こす原因となっていることが多いのです
なぜ薬だけでは症状が改善しないことがあるのか、その原因と薬と生活習慣を組み合わせることで相乗効果を高めるアプローチについて解説していきます
薬だけでは症状が解消しない理由とは?
自律神経とパニック障害・不安の関係
パニック障害や不安障害は自律神経のバランスが乱れることが主な原因の一つとされています。自律神経は「交感神経(体を活動モードにする神経)」と「副交感神経(体を休息モードにする神経)」の2つで構成されており心臓の鼓動や血圧、呼吸、消化などの身体機能を無意識のうちにコントロールしています
通常、交感神経と副交感神経は状況に応じてバランスを取りながら働いています。しかし生活習慣の乱れや睡眠不足、慢性的な疲労が続くと、このバランスが崩れてしまい交感神経が過剰に働くようになってしまいます。これにより体は常に「緊張状態」となり不安感やパニック発作が引き起こされやすくなるのです
睡眠不足や生活習慣が薬の効果に与える影響
お薬は自律神経のバランスを整えたり気分を安定させるために使用されることが多いです。しかし睡眠不足や生活習慣の乱れがあると、体は「活動モード」のままになりやすく、薬の効果が十分に発揮されにくい状態になってしまいます
睡眠不足の影響
睡眠不足が続くと脳の働きが低下し薬の成分が効果を発揮するまでに時間がかかったり効果が弱まることがあります。また眠りが浅いと体は回復しきれず自律神経がさらに乱れやすくなるため薬を飲んでも症状が安定しないことがあるのです
生活習慣の乱れの影響
食事や運動、ストレス管理など、生活習慣が乱れていると自律神経のバランスが崩れやすくなります。これにより薬の効果が出にくい体質になってしまい症状が改善されないことがあります
慢性的な疲労の影響
慢性的な疲労が溜まっていると体が常にストレス状態にあると判断され交感神経が優位になりやすくなります。これが薬の効果を阻害する要因の一つとなり、なかなか不安感やパニック発作が解消されないことがあります
当院が行う生活習慣の改善による「相乗効果」について
当院ではクリニックでの通院治療を続けていただくことを基本としつつ「生活習慣を改善し、体質を整えること」を重視しています。薬の効果が十分に発揮されない場合、根本的な原因として生活習慣や体質が関係していることが多いと考えているからです
生活習慣の改善が薬の効果を引き出す理由
薬の効果を十分に発揮させるためには体が本来持つ「回復力」を取り戻すことが大切です。
サーカディアンリズム(体内時計)を整える
体のサーカディアンリズム(体内時計)が乱れていると睡眠の質が低下し自律神経のバランスも乱れやすくなります。これにより薬の効果が出にくい状態になることがあります。当院ではサーカディアンリズムを整える生活習慣を取り入れることで薬が効きやすい体質作りを目指します
食事のバランスを見直す
バランスの取れた食事は体の回復力を高め、自律神経の働きをサポートします。特にビタミンB群やマグネシウム、オメガ3脂肪酸などは、神経系の働きを助ける栄養素です。これらを意識的に摂取することで薬の効果を高めることができます
当院のアプローチ「今、目の前のこと」に意識を向ける考え方
当院では生活習慣の改善とともに「今、目の前のことに意識を向ける」ことを推奨しています。これはパニック障害や不安感を抱えている方にとって「未来への不安」や「過去の出来事」を考えることが症状を悪化させる要因となることが多いためです
現在の行動に意識を向けることが心と体のバランスを整える
例えば、「今行っている作業」に集中することや、「呼吸の感覚」を意識することなどが効果的です。これにより余計な不安や考え事を減らし自律神経のバランスを整えやすくします
マインドフルネスの考え方を取り入れる
マインドフルネスとは現在の自分の感覚や感情、考えを「そのまま受け入れる」ことを指します。当院では瞑想といった宗教的な意味を持つ言葉ではなく、「今ここ」に意識を向け無理にポジティブになろうとせず自然な自分を受け入れることを推奨しています
クリニックでの治療と生活習慣の見直しを組み合わせて、薬の効果を最大限に引き出す
パニック障害や不安感、反芻思考などの症状は薬だけで解消することが難しい場合があります。その理由として睡眠障害や生活習慣の乱れ、慢性的な疲労が薬の効果を妨げている可能性が考えられます
クリニックでの治療を続けながら生活習慣の見直しと体質改善を行い、薬の効果を引き出すためのサポートを行っています。薬と生活習慣の改善を組み合わせることで、より効果的に症状を和らげ心身ともに健康な状態を取り戻すお手伝いをいたします
もし薬の効果が出にくいと感じている方や生活習慣について見直したいとお考えの方は、ぜひ当院までご相談ください。皆さまが本来の健康を取り戻し、日々の生活を安心して過ごせるようサポートしてまいります
当院のこだわり28年以上の経験を活かし、まずは「身体の基本」を整えることから
不安、ぐるぐる思考(反芻思考)、睡眠障害といったお悩みを抱えている方にとって「正しい生活を送りましょう」「前向きに考えましょう」といった一般的なアドバイスが、なかなか実践できないことは少なくありません。これらのアドバイスを試みようとしても心と体が思うようについていかず、むしろ焦りやストレスが増してしまうこともあるのではないでしょうか?
当院では、こうしたお悩みを抱える方々がまず「自然な生活」を取り戻すために身体の「土台」となる部分、特に首や肩のコリ(首コリ)に注目し徹底的な施術を行っています。私が重要と考えているのは、「心が安定する前に、まずは身体の安定を整えること」です
首や肩のコリ、慢性的な頚部の痛みは単なる筋肉の問題だけでなく眠りの質や日中の思考、さらには不安感を強める原因にもなります。そこで当院では28年以上の経験をもとに、首コリを専門的にケアし身体の基本を整えることを最優先としています
お一人おひとりの症状や体質に合わせて無理なく、自然な状態を目指した施術を行い生活習慣の改善が無理なく取り入れられるようサポートいたします。身体の安定を整え心がより穏やかで安らかな日々を過ごせるよう一緒に取り組んでいきましょう
「正しい生活習慣を送りたい」「心も体も自然に楽になりたい」とお考えの方は、ぜひ当院へご相談ください。まずは「身体の基本」を整え心身のバランスを取り戻すお手伝いをさせていただきます


