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なぜ「楽しいことを考えているのに」パニック障害や不安が強くなるのか?

なぜ「楽しいことを考えているのに」パニック障害や不安が強くなるのか?

なぜ「楽しいことを考えているのに」パニック障害や不安が強くなるのか?

妊娠中、結婚、旅行、遊びに行く計画など、通常は「嬉しい」「楽しい」と感じることを考えているのに逆に不安やパニック発作が強くなることはありませんか?「楽しいことを考えているのに、どうして不安感が増してしまうのだろう」と戸惑うことがあるかもしれません

これは「楽しいことを考える」ことが必ずしもリラックスをもたらすわけではなく逆に体と心にストレスを与え、自律神経のバランスを崩す原因となることがあるためです。特に日常とかけ離れた出来事や普段の生活習慣とは異なることを考えると体の中では「緊張状態」が生まれ結果として不安感やパニック発作を引き起こしやすくなります

「楽しいことを考えているときに不安やパニックが起こるわけがない」と考える方も含めて説明していきますので最後までお読みください


楽しいことを考えるのはストレスになり得る?

自律神経の役割とは?

自律神経は、心臓の鼓動、血圧、呼吸、消化など、私たちが意識しなくても体の機能をコントロールしている神経系です。自律神経は以下の2つの神経から成り立っています

交感神経(こうかんしんけい)

交感神経は、体を「活動モード」にする神経です。ストレスや緊張、興奮を感じたときに優位になり心拍数を上げ、血圧を高め、体がいつでも行動できるように準備します。仕事や運動をしているとき、あるいは「これから何か大きな出来事が起こる」と感じたときに活発になる神経です

副交感神経(ふくこうかんしんけい)

副交感神経は、体を「休息モード」にする神経で心拍数を下げ、血圧を低下させ、体をリラックスさせる働きをします。食事の後や夜眠っているときに優位になる神経です

通常私たちの体は交感神経と副交感神経のバランスを取りながら働いています。日中は交感神経が優位になり夜になると副交感神経が優位になるといった具合です。しかし楽しいことや非日常的な出来事を考えるとき、このバランスが崩れやすくなることがあります

楽しいことを考えるのは「日常」とは異なる負担をかける

楽しいことを考えているとき、私たちの心は一見「ポジティブな感情」に満たされているように思えます。しかし楽しいことや非日常的な出来事を考えること自体が、体にとっては「いつもと異なる状態」に身を置くことになり、それが自律神経に負担をかけることがあるのです

普段と異なる刺激に反応する

日常的に慣れている環境とは違うことを考えると脳はそれに適応しようとします。このとき体の中では交感神経が優位になり「活動モード」が強くなることがあります。これにより心拍数が上がったり血圧が上がったりすることで体が緊張状態に入りやすくなります

期待や不安が入り混じる

楽しいことを考えるとき「旅行に行く」「結婚式の準備をする」「子どもが生まれることを想像する」といった場合、単なる楽しみだけでなく「ちゃんと準備できるかな?」「問題なく楽しめるかな?」という不安も同時に湧き上がることがあります。この「楽しみ」と「不安」の感情が交互に生じることで自律神経が乱れやすくなり不安感やパニック発作の原因となることがあります

未来への期待がプレッシャーとなる

楽しいことを考えるとき、それが大きな出来事であればあるほど「うまくいくかな?」「自分はちゃんと楽しめるかな?」といったプレッシャーが生じることがあります。このプレッシャーが交感神経を刺激し体を緊張状態に陥れることがあります

自律神経失調症の専門家


楽しいことを考えるときに自律神経はどのような状態になりやすい?

楽しいことを考えているときに、どのように自律神経が反応するのか?

 交感神経の過剰な働き

楽しいことを考えることは心のポジティブな感情を刺激する一方で脳にとっては「新しいこと」「未知のこと」として認識されることがあります。このとき脳は「注意を払わなければならない」と判断し交感神経を活発にさせます。そ

心拍数の上昇

交感神経が優位になると心拍数が上昇します。これが「胸のドキドキ感」として感じられ不安感やパニック発作の引き金になることがあります

呼吸が浅く速くなる

交感神経が優位になると呼吸が浅く速くなり体が十分な酸素を取り込めなくなります。これが体内の酸素と二酸化炭素のバランスを乱し息苦しさや動悸を引き起こすことがあります

血圧の上昇

血圧が上昇することで、頭痛やめまいを引き起こし不安感が強まることがあります

血管の収縮と血流の変化

交感神経が優位になると血管が収縮し脳や心臓への血流が変化します

脳への血流が不安定になる

楽しいことを考えているとき脳は活動的になり必要以上にエネルギーを消費しようとします。その結果、脳への血流が不安定になり酸素や栄養が不足することがあります。これが集中力の低下や頭痛さらには不安感の増加につながります

脳の特定の部位が過剰に働く

交感神経が優位になると脳の偏桃体(恐怖や不安を司る部位)が過剰に働きやすくなります。これにより楽しさと同時に「何か悪いことが起こるかもしれない」という恐怖感が生じることがあります


 

自律神経は「ポジティブな感情」にも反応する

自律神経は私たちの「感情」に大きく影響される神経です。これはポジティブな感情に対しても同様です。結婚や妊娠、旅行の計画など、楽しいことを考えているときでも、脳や体は「非日常的な出来事」として捉え交感神経を活発にしてしまいます

新しい体験や非日常的なことは体にとってはストレスの一種です。たとえそれが楽しいことでも体は「変化に対応しなければならない」と感じるため交感神経が過剰に働くことがあります。これが不安感やパニック発作を引き起こす原因となります

多くのパニック障害や不安障害を持つ利用者さんが「楽しいことを考えているときほど不安感が増す」と感じていることからも単なる思い込みではなく、実際に体の中で生理的な反応が起こっていることが示されています


まとめ

「楽しいことを考えているのにパニック障害や不安が強くなる」という現象は、科学的・医学的に見ても理にかなっています。楽しいことや非日常的なことを考えることで体はその変化に対応しようとし交感神経を過剰に働かせることがあります。これにより心拍数や呼吸が乱れ、血流が不安定になることで不安感やパニック発作が引き起こされるのです

もし楽しいことを考えているときに不安感やパニック発作を感じたら無理に考えを押し進めず、いったん深呼吸をして心を落ち着かせましょう。そしてリラックスできる環境で体を休めるよう心がけることが大切です

当院のこだわり28年以上の経験を活かし、まずは「身体の基本」を整えることから

不安、ぐるぐる思考(反芻思考)、睡眠障害といったお悩みを抱えている方にとって「正しい生活を送りましょう」「前向きに考えましょう」といった一般的なアドバイスが、なかなか実践できないことは少なくありません。これらのアドバイスを試みようとしても心と体が思うようについていかず、むしろ焦りやストレスが増してしまうこともあるのではないでしょうか?

当院では、こうしたお悩みを抱える方々がまず「自然な生活」を取り戻すために身体の「土台」となる部分、特に首や肩のコリ(首コリ)に注目し徹底的な施術を行っています。私が重要と考えているのは、「心が安定する前に、まずは身体の安定を整えること」です

首や肩のコリ、慢性的な頚部の痛みは単なる筋肉の問題だけでなく眠りの質や日中の思考、さらには不安感を強める原因にもなります。そこで当院では28年以上の経験をもとに、首コリを専門的にケアし身体の基本を整えることを最優先としています

お一人おひとりの症状や体質に合わせて無理なく、自然な状態を目指した施術を行い生活習慣の改善が無理なく取り入れられるようサポートいたします。身体の安定を整え心がより穏やかで安らかな日々を過ごせるよう一緒に取り組んでいきましょう

「正しい生活習慣を送りたい」「心も体も自然に楽になりたい」とお考えの方は、ぜひ当院へご相談ください。まずは「身体の基本」を整え心身のバランスを取り戻すお手伝いをさせていただきます

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