不育症と鍼灸
自然(タイミング)で着床することができるのに、育たずに流産や早産、死産を繰り返す病態や症候群を不育症と言います
習慣流産も不育症です妊娠女性の約5%がこの不育症とも言われておりますが、不妊症で悩んであられる方は当然高い数値です。
大切なのは
- 毛細血管を増やす
- 糖の処理(運動を含む)
- コレステロールなどの栄養素
- クリニックでの薬
鍼灸と不育症(不妊症)
鍼灸(東洋医学)から見た時、不育症は子宮・卵巣の周辺組織の循環代謝機能が低下していると考えます
体の中のめぐりが悪くなると新しい血液が子宮に届かなくなります(当然運ばれる栄養素も大事)
栄養豊富な血液が届かなくなると子宮は着床しても栄養が届かない(育たない)ということが現象が起きます。これが不育症です
毛細血管が少なければいくら血流をよくしても、子宮内膜症や子宮腺筋症などになり結果不育症となるケースもあります。
当院の不育症のケアは不妊症の治療と同様、身体全体と「卵子の質」を向上させていきます。
それと同様子宮、卵巣の環境づくりをして、出産力が身に付きます。これは何かを食べて狙った臓器に行くわけはないので「卵子の質が改善したら身体も改善しているわけです」逆も同じで「全身のアンチエイジングができたら卵子のアンチエイジング」が出来ます
食事や日常生活
注意点・運動・栄養療法を徹底的にアドバイスさせていただきます
妊娠の判定が出た後のアドバイス・施術も任せてください
着床後に不安な方も施術を受け入れますのでお気軽にご相談ください
不育症と鍼灸(栄養学から見る)
コレステロールが低い方が多く感じられます。ほかに見るものは「ビタミンD」、鉄分ですね、そこからビタミンB関連を見るのが大切となります。しかし優先的に見るものはクリニックでので処方された薬となります。しかし「しっかりと生活習慣を変えると」1年後の検査はほとんどの方が改善していきます。
コレステロールが低い→低AMHや卵胞が出にくい方では「不育症」も引っ掛かりやすい、これも良くあることです。(卵胞が出にくい原因の一つで一人一人原因は違うので注意)
・ 生理不順の原因となる
・ 月経血の減少(内膜の厚さは関係ない)
・ 子宮内膜が薄くなりやすい
・ホルモン値の流れが良くない
・貧血症状
・不育症の結果が思わしくない
コレステロールは約8割を肝臓で作られておりますが足りない2割は食事で取り入れた動物性食品から作られています
痩せ又は過度なダイエットで食事制限をしコレステロールの摂取が減少すると徐々に血中コレステロールが低下します。不妊症や不育症の方々は無意味な体質改善を目的に、無理な食事制限や食事療法をされる方も良くあります。基本が大切!
このあたりは「健康診断の結果をお持ち下さい」
隠れ貧血からの不育症も多々見られます
お肉は大切!
1番大切なのは「毛細血管」
凝固因子よりも「毛細血管の量」が1番大切です。
例で例えますと、むくみやすい方・単純に膝から足首が太い方は要注意です
足から見る「毛細血管の量」これが東洋医学的所見といっても良いでしょう、食事の改善をして実行して三か月経過しても改善しない場合は「家ではつま先立ち生活」外では大きな歩幅か暇があれば「アキレス腱伸ばし」、これで毛細血管の量を増やしていくのも大切となります。
ここが鍼灸院や体質改善を狙う院の考えアドバイスする大切なポイントです
毛細血管を作るのを邪魔をするのはインスリンの抵抗性という事で「糖の処理」が大切となります。
受精卵が着床したら栄養を与えるのは「血」です。ただ「むくんで厚い内膜」より「栄養を与える血管が多い内膜」の方が維持はしやすいでしょう
これにより「内膜が厚いから妊娠しやすい」ではなく「内膜は薄くても毛細血管が充実している方が妊娠の維持がしやすい」となります。
もっと簡単に言うと「肥満は栄養不足」と同じですね
不育症の原因となるもの
着床障害も含まれます
子宮因子
・頚管無力症
・子宮奇形:双角子宮、中隔子宮、単隔子宮、副角子宮など
・子宮筋腫:粘膜下筋腫、子宮腺筋症
・ポリープ
感染症
細菌感染・クラミジア・梅毒など
子宮因子
・頚管無力症
・子宮奇形:双角子宮、中隔子宮、単隔子宮、副角子宮など
・子宮筋腫:粘膜下筋腫、子宮腺筋症
・ポリープ
内分泌・代謝疾患
糖尿病・甲状腺疾患・黄体機能不全・高プロラクチン血症など
免疫学的異常
自己免疫疾患:特に、抗リン脂質抗体症候群(APS)
血液型不適合:血液凝固異常や胎盤機能不全
母体と男性側に原因(染色体)
染色体異常
遺伝子疾患、染色体異常・HLA抗原
胎児側に原因
遺伝子疾患、染色体異常
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