ぬくもりのメインは整体と養生
鍼に関してはこれは科学的に証明されていおる子宮の血流があがった経絡を使用しており、無駄なパフォーマンス的な部分は押さえております。これは美容鍼もそうなのですが一杯鍼をすれば良いというわけではありません。まだな事で単価を上げる事はナンセンスです
※現在は鍼は行わず、不妊症に関してもエビデンスがあるSSPを使用しております。
鍼(SSP)をしながら何を行うのか?
インスリンの抵抗性を下げる何かをします
インスリンの抵抗性を下げるとどうなるか?
毛細血管が増えますこれは単純に内膜が厚くではなくしっかりと強い内膜を作ります
これは当院では良くも悪くも色々なブログに書かれていますが、流産を関係なしでみると着床率は8割を越えています。
多嚢胞に関しても非常に効果 多嚢胞と言えばテストステロンとインスリンの抵抗性 、これは単なる糖質制限ではなくいかに血糖値の上昇を抑えていくか?これが非常に大切となります
当院が得意としている状態(症状)
県外(千葉・東京)以外からの来院が3割を超える、ぬくもり鍼灸院ですが、神奈川・埼玉などから来院される方のほとんどは、低AMH(卵胞が見えない状況の方)か多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)となり5割を超えます。その他は43歳以上の方とご紹介になります。
この二つの症状は、採卵まで到達できない理由で不妊治療が長引く、多嚢胞性卵巣症候群に関しては凍結が出来るが化学流産が多くなかなかうまく行かないと不妊治療が長引く傾向のトップ2とも言えます。年齢に関しては42歳や43歳だろうが、一見ホルモン値や健康診断の結果がAだろうが採卵・移植の回数は同じ回数で終わる傾向にあります。
卵胞が見えないなどの低AMH
これは単純に卵巣が機能しない、脳からの信号となります 。脳からなのか?卵巣なのか卵巣と子宮のバランスが悪いのか?
まずはここはホルモン値と健康診断や血液検査の結果を見てホルモンの材料をみて、アドバイスし改善していきます
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)
多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)で1番大切なのはクリニックの選び方なのは間違いないですが、ホルモンフリーの状態で排卵させる事は意外と対処できるものです。PCOSでも中学生の時から生理が来ない場合と20代はしっかりと生理(排卵)がきてたが30代になり排卵しなくなるPCOSがあります。
これだけでも生活習慣尾アドバイスは大きく変わるのですが、やはりステップアップしてから問題となるのが遺残卵胞対策がカギを握っています
当院では多嚢胞性卵巣障害のページが多く見てわかる通り、色々なアプローチを同時に仕掛けて症状を緩和した状態で採卵・移植に挑んでいきます。
※利用者さんも、利用者さんページに書かれている事と違う事を言われた場合は言われたことを優先し実行してください、皆に同じアドバイスをするような商材屋さんとは違います
若い方でしたら1回の採卵で6~10個の胚盤胞を獲得できると思いますが、もし全てが遺残卵胞からの胚盤胞だったり、卵子が茶色(AGE)でDNAの断片化が多かったりしたら一瞬で移植の保険回数は超えてしまいます。
現時点2023年では、いまだに保険内で妊娠出来なかった方はいませんが、これから保険の回数を超え自費で不妊治療をする方の割合はこの「多嚢胞性卵巣症候群(PCOS)」が多くを占めるはずです。
整体に関しては経絡マッサージとなります
インスリンの抵抗性=排卵に影響するなどの発想でも
普段の食生活に変化を与えられたらなと思いだしておきます
http://www.jsog.or.jp/PDF/59/5909-442.pdf
卵・卵胞の成熟を考えると, 障害である排卵障害が大きな問題であり
in vivoとin vitroの区別は専門分野で異なり、
例えば内分泌や環境化学等の暴露実験では、マウス等に直接薬品を投与をした場合にin vivo組織や細胞をシャーレや試験管で暴露させた場合に、in vitroという表現を使用します
hypergonadotropichypogonadism=高ゴナドトロピン性性腺機能低下症in vitro maturation=体外成熟培養(IVM)=ホルモン剤などを添加した専用の培養液で1~2日培養し、体外で成熟させる方法です
本当の体質改善について
当院が行っている指導の一つにインスリンの抵抗性を考えるという事があります
卵胞液中のAGE
AGEはARTの卵胞発育・受精・胚発育・妊娠成否とよく相間する
AGE蓄積は卵巣機能障害の新しい指標で治療可能な早期診断に有効
(金沢医科大学総合医学研究所~)
<インスリンの抵抗性が増大し結果としてアンドロゲン産生が増え
卵巣機能の劣化原因となる
高血糖状態では身体内で糖化反応が亢進し卵巣組織や卵胞液中の
糖化反応最終生成物(AGE)の蓄積量が増加する
(同志社大学
難しい話ですが回避する為には少しの工夫で変化させる事ができると思います
養生とは?(東洋医学)
「養生」とは、一般的には身体や心の健康を保つために行うさまざまな習慣や活動を指す言葉です。これは東洋医学のコンセプトでありバランスのとれた食事、適度な運動、十分な休息、ストレスの管理などが含まれます。東洋医学では身体と心、そして自然界との調和が重視されるため養生はこの調和を保つための手段とも言えます
養生には自らの体質や症状に合わせて最適な生活習慣や食事を選ぶ「個別化」が大切です。また「気」「血」「水」などといった東洋医学独自の要素に対する理解も養生には欠かせません。例えば、「気」が滞っていると感じたら気を活性化させるような食物や運動を取り入れることが勧められます
養生は単なる健康維持以上のものであり自分自身と向き合い調和とバランスを追求するプロセスでもあります。それは一種の「哲学」であり一生涯にわたる「旅」でもあります。ですから養生においては単に病気を治すという短期的な目標ではなく長期的な視点で自分の体と心、そして環境との調和を目指すことが大切です。
ホメオスタシスとは?(西洋医学)
「ホメオスタシス」とは生物体が内部環境を一定に保つメカニズムやプロセスを指します。この言葉は西洋医学と密接に関連しており基本的には体温、pH値、血糖値など、体内のさまざまな要素が一定の範囲内で保たれるように制御する仕組みを意味します
ホメオスタシスは、まさに生命の維持に欠かせない核心的な要素です。例えば体温が一定でないと、酵素の働きが阻害されたり、細胞が正常に機能しなくなる可能性があります。また血糖値が一定でないとエネルギー供給に問題が生じ最悪の場合は命に関わる状況に陥ることもあります
ホメオスタシスは個々の細胞から全身にわたるシステムまで多層的かつ複雑なネットワークで成り立っています。そしてこれは身体が外部環境の変化に適応し内部環境を最適な状態に保つために非常に重要です
要するにホメオスタシスは生命の「バランス」とも言えるもので微妙な均衡を維持することで私たちは健康で活動的な生活を送ることができます。この均衡が崩れると病気や健康上の問題が起こる可能性が高まるのです
冷え性と不妊
冷え性と不妊の関連性については非常に慎重に考えるべきです
特に結合組織関連疾患、末梢神経障害、甲状腺機能低下症などの基礎疾患を持つ方は冷えを強く感じることがあり、これが不妊の原因とされる場合があります
※結合組織関連疾患、末梢神経障害、甲状腺機能低下症・貧血・低血圧・睡眠などを数値で確認せずに「冷え性と不妊」を関連付けるのは危険な鍼灸・整体院と判断しても良い
それを除けば、冷え性が不妊の明確な科学的な原因であるとは言えません
実際に全女性の約8割が何らかの形で冷えを自覚していますが、それがすべて不妊につながるわけではなく大事なのは、私たちは恒温動物であり体温調節機能が優れています。特に手足の指先の冷えに関しては、鍼灸よりも指先の神経を発達させることで毛細血管量を増やした方が科学的にも、改善速度に関しても冷えの改善にも有利です。
冷え性を不妊の原因とする考え方や宣伝文句として用いることは、単なる「客寄せの商売文句」とも言えます。冷え性が科学的な根拠や再現性から逃れるための便利な言葉であると皮肉を込めて言いたいくらいです
冷え性が不妊の原因であると一概に言うのは科学的にも倫理的にも問題があると考えます。正確な診断と治療は専門の医療機関で行うべきですし冷え性を一種の商売道具として使うのは非常に危険な行為だと断言しております。体は独自のバランスとメカニズムを持っているので、一つ一つのケースをしっかりと診断し、適切な治療を行うべきです。