早発卵巣不全

早発卵巣不全とは

重要度
不妊クリニックで見逃される度
(1.0)
不妊関連度
(5.0)
健康診断の結果でわかる度
(4.0)
ホルモン値でわかる度
(5.0)
問診で発覚
(5.0)
東洋医学での対応
(5.0)
セカンドオピニオン活用
(3.0)
  • 不妊クリニックで見逃される度は、不妊専門クリニックでは重要視されていない部分
  • 健康診断の結果Aとは健康のAではなく基準値のAです。(基準値内でも不調の原因が読み取れる場合も
  • ホルモン値でわかる度は、専門のクリニックに行けば注意される、指摘されるレベルを指しています
  • 問診で発覚は、不妊を宣伝している鍼灸・整体院でも初診時の問診で発覚できるレベル
  • 東洋医学での対応とは、生活習慣含め思考や養生で対応できるレベル
  • セカンドオピニオン活用は、不妊専門クリニックで対応しない場合はセカンドオピニオン活用重要視しているクりニックへの転院の勧めレベルです

 

早発卵巣不全と無月経

早発卵巣不全( POI)または早発閉経とは40歳未満の女性で卵巣機能が劇的に低下し、結果として無月経(月経が3ヶ月以上停止)が発生する状態を指します

この症状には大きく分けて二つのタイプがあります

一つは早発閉経であり卵巣に卵胞が全くなく、永久に月経が停止するものです。もう一つは卵胞が少数ながらも存在し稀に卵胞発育や排卵が起こるタイプです。しかし、これら二つの状態を鑑別するのは困難であり多くの場合は診断には超音波検査やFSH(卵胞刺激ホルモン)などの血液検査が必要です

割合に関しては、約1000人に1人とされています。それは一見少ないように見えますが意外と多い数字であり、多くの女性がこの症状で苦しんでいると言えます

早発卵巣不全が多く見られるのは卵巣の手術や抗がん剤治療、放射線治療を受けた人々です。これらの医療処置は卵巣機能に大きな負担をかけるため疾患のリスクが高まります。また自己免疫疾患である橋本病や全身性紅斑性狼瘡(SLE)といった疾患に合併する場合もあります

この疾患の原因にはいくつかの要素が考えられます。外的要因としては既述の手術や治療がありますが、それ以外にも染色体や遺伝子レベルでの異常、免疫系の不均衡がある場合もあります。加えて喫煙は卵巣機能に悪影響を及ぼすことが知られています。しかしながら、くのケースで具体的な原因は未解明です

症状の面から考えると月経不順が先行することが多く最終的には無月経に進行します。顔面紅潮(ホットフラッシュ)や発汗といった更年期症状が現れることもあります。

妊娠の可能性は非常に低く不妊症の中でも特に難治なケースとなります。長期にわたって無月経が続くとエストロゲンホルモンの低下によって、骨密度の低下や骨折のリスクが高まります。さらに心血管系にも影響が及び、動脈硬化などのリスクが高まる可能性があるとされています

以上のように早発卵巣不全は身体に多くの影響を及ぼす可能性がありますので早期の診断と適切な管理が必要です。医師の指導のもとでホルモン補充療法や骨密度の維持、心血管リスクの管理などを行い、養生(恒常性)を高め肉体的にも負担がかからない状態にすることが最優先にするべき課題だと考えております

各クリニックの早期閉経(早発卵巣不全)へのアプローチ

卵胞の出現頻度を高めるためには多角的なアプローチが求められます。主にはFSH(卵胞刺激ホルモン)とLH(黄体形成ホルモン)の値を柔軟に調整することが基本です。これらのホルモンレベルは「低い方が良い」または「高い方が良い」と一概に言えるものではありません

卵巣の健康状態、卵子の残存数、そして女性ホルモンへの応答性など、多くの変数が影響します
これらの因子を総合的に考慮し、FSH・LHのレベルをケースバイケースで高めたり低めたりする調整が必要となるわけです

薬物治療も一つの手段として用いられますが薬の選定と投与量が非常に重要となります。

誤った薬物選択や不適切な投与量は卵胞の発育を逆に妨げる可能性があいます

 

卵巣の「環境」を最適化することも同様に重要です。具体的には卵胞発育を妨げる要因を排除し、卵巣の血流を改善するとともに卵胞発育に有用な薬を適量投与するといった手法があります

 

さらに先進的な治療法としてPRP(Platelet-Rich Plasma、血小板豊富な血漿)卵巣注入療法があります。

これは成長因子を豊富に含んだPRPを卵巣に直接注入するものです。この成長因子が卵胞の細胞増殖を促し発育卵胞数の増加が期待されています

 

ひとりごと

早発卵巣不全・早発閉経に関しては、完全なる閉経を迎えている方は少ないという事を頭に入れて置くと良いでしょう。閉経気味という表現を使うクリニックも多く閉経と勘違いしている方が多く来院されます。

また重要なのが早発卵巣不全・早発閉経の対策・知識・経験が充分にあるクリニックで治療を行うという事が大切となります
不妊治療で何回も採卵・移植を繰り返している方で1番多いクリニック選びですが、知人に紹介された・通いやすいから選んだ
低AMH群でも、どのような背景で早発卵巣不全・早発閉経気味になったのか、それに合わせた治療を行っているのか?とても重要となります

ぬくもり鍼灸院・整体院での対策

血液(血)の成分と毛細血管が妊娠率に大きな影響を与えます

不妊血液の役割

 

血液の運搬

 

当院の特徴

これらを改善させるのが「当院の体質改善」となります。

 

卵胞が見えない方はこのような状態です。

低AMH・卵胞が見えない

原始卵胞に血流が行き渡らない為にホルモン栄養が届かず。動いていない状態でAMHが0.0だからと言って卵巣に卵胞がないという事ではありません。

但しこうなると、原子卵胞周囲に毛細血管網が出来上がっても排卵までの日数は半年ぐらいは掛かります。

凍結が出来ない・良い胚盤胞が取れない方・空胞が多い方は

普通の卵巣機能

卵巣の毛細血管網が弱く、充分な栄養・酸素・ホルモン・薬が届いてない為に成熟のタイミングが外れる、スプレキュア・Hcgを使用しても充分に成熟ができない

また毛細血管網を壊す生活をしている為に採卵決定時の卵胞の大きさがバラバラで成熟卵の獲得が少ない

 

遺残卵胞対策

遺残卵胞

 

高温期に出るはずのプロゲステロンが充分に卵胞に届かない為に、本来閉鎖卵胞に向かうはずの卵胞が成長してしまう現象です。主席卵胞というのは1番良い卵胞と言うイメージをお持ちの方が多いですが、主席卵胞に至っては単なり1番大きい卵胞を主席と呼びます。大きい卵胞は表面積が大きい分、ホルモンや薬の影響にされやすく閉鎖卵胞に向かわず排卵医向かってしまうと変性卵や空胞、分割しても着床しないなどの原因となります。

ぬくもり鍼灸院ではこれから排卵する卵胞にアプローチ

ぬくもり鍼灸院の不妊治療

原始卵胞から排卵までの過程で卵胞(卵子)に充分な栄養を送り卵子をサポートする、させるやり方が「ぬくもり鍼灸院の最大の特徴」となります。

これが出来るかできないかは充分い出来ると考えており

当院で何年も卵胞が見えない方が見えてきて妊娠した。43歳以上でも普通に妊娠していく結果はこの理論が1番大きいと考えております。

 

ぬくもり鍼灸院・整体院の不妊に対する考え

不妊専門クリニック・セカンドオピニオン(脳神経内科・外科)の治療を優先した上で、卵子の質を下げないように生活の改善(血液成分)と施術で自律神経のコントロールを行いホルモンの安定を図っていきます。東洋医学では「養生」という基本的な考えがあります(西洋医学では恒常性=ホメオスタシス)千葉県船橋市ぬくもり鍼灸院ではこの東洋医学・西洋医学の基本を大切に行い人間の持つ、本来の力を西洋医学の力を借りて最大限引き出す事を1番に考えております。

養生とは

医療と養生は密接に関連していて特に東洋医学ではこの関係性が強調されます。治療だけでなく生活習慣や生理状態も考慮に入れて全体的な健康を促進するのが養生の目的です

過去には養生が治療に匹敵するかそれ以上の価値を持っていたことから多くの養生法や知識が蓄積されています。東洋医学では病気になる前の状態を整えることを重要視しており非病理的な要素も治療の一環として考慮されます

食事に関する養生法、運動も多く存在し、これらは全体的な健康維持や疾病予防に役立つとされています。

現在では東洋医学としての養生は漢方や針灸を用いた疾病予防と健康維持に焦点を当てられて対処療法的に行われている感が多く感じていますが西洋・近代医学だけでなく伝統医学でも共通の理念とされているのが、東洋医学・医師を目指す学生が入学して1週間以内に学ぶ「養生」・「恒常性=ホメオスタシス」となっております。

卵子の質を下げないとは?

卵子の質でよく使われる言葉、「卵子の質を上げる」これは無理です。ではどうすれば良いのか?単純で「卵子の質を下げない」これが「良い卵子≒DNAの断片化がない卵子」の獲得方法となります。便宜上「卵子の質を上げる」と言っているのであれば意味は上がりますが、これをやると・飲むと「卵子の質が上がります」は無知な治療院の判断基準となります。

10秒も掛からないので「DNAの断片化を起こしにくくすることができるかもしれない」とでも言い「卵子の質をあげる」という間違った認識を正す事で、これから10年・20年先の不妊に悩む方々への正しい知識で妊活をしてもらう為に必要な事だと思います。

卵子の元になる「卵母細胞」が何十年もほぼ老化しない理由が明らかに
リンク元:翻訳機能を使いお読みくださいhttps://www.nature.com/articles/s41586-022-04979-5

このように排卵に向かう半年から1年にかけ「卵子は老化」するのであって、その老化≒DNAの断片化の起きる割合が20代と40代では圧倒的に違うだけなのです。単純に「防御をトコトン」やれば良いこれだけなのです。それだけで40代の妊娠や低AMH群・多嚢胞性卵巣症候群からの妊娠を数多く出せる鍼灸院・整体院の出来上がりです。

「生活リズムが乱れる、すなわち、「生体リズム」が乱れると下記のような病気をもたらすことが遺伝子操作実験から明らかにされています。
生活習慣病になります。高血圧には時計遺伝子(B-mal1、Clock、Per2、)が関係し、メタボリック症候群には時計遺伝子Clockが関係しています。

  • 糖尿病では、B-mal1、Clock、Per2、が関係しています。
  • コレステロールが高くなることには、肝臓時計と中枢時計の不調和でインスリンが関係するらしいです。
  • 骨が脆くなります。骨は昼間に溶けて夜作りかえられますこの骨のリモデリングにはレプチンと交感神経系と時計遺伝子(B-mal1、Per1、Per2、Cry1、Cry2)が関係しています。
  • 早期老化がおこり寿命が短くなります。血管内皮細胞で産生される一酸化窒素(NO)が関係し、このNOと時計遺伝子(B-mal1、Per2、)が関係しています。
  • 癌との関係、時計遺伝子(B-mal1、Clock、Per1、Per2、Cry1、Cry2)が関係しています。このいづれかに異常があると内臓がんが発生しよい。Per1、Per2は発癌頻度をたかめ、Cry1、Cry2は血液がん(悪性リンパ腫)に関係していることなどが見出されました。

以上の現象から体内時計(生体リズム)は細胞分裂のリズム、DNA障害有無の監視修復、生理機能の円滑推進の監視・管理を担っていると考えられます。
乱れた生活リズムを正し、朝日を浴びて、朝食を十分に食べてよく働くことに健康の基礎があるようです
引用元:三豊・観音寺市医師会

これを体内全ての細胞と置き換えられるか変えられないかで意味は変わります。卵子と言うものは女性の細胞で1番大きな細胞という事を認識したうえでどのように影響を与えるのかを考えた方が良いです。

当院の不妊に対しての施術・生活改善のアドバイス

千葉県船橋市ぬくもり鍼灸院・整体院では施術・アドバイスには全て西洋医学的にもエビデンス(根拠)がある「卵子の保護」・「ホルモンのコントロール」を行っております。

当院の体質改善