妊娠しやすい身体作り(体質改善)とは?改善方法

妊娠しやすい身体作り(体質改善)とは?

妊娠しやすい身体作り(体質改善)とは?改善方法

体外受精採卵移植に向けての低AMH多嚢胞性卵巣症候群妊娠しやすい身体作り(体質改善)というのは特別な方法やサプリメントを取り入れることだけが大切なのではなく基本的な生活習慣を整えることが何よりも大切です。身体作りは「加点方式」ではなく「減点方式」で考えることが必要です。日々の基本的なことを守ることが妊娠に向けた体質改善の鍵となります。身体はさまざまな要素が連動して機能しています。そのため調和が保たれてこそ理想的な健康状態が維持され妊娠しやすい体が作られます。何か特別なことを加える前に、まずは基本を外さないことがとても重要です

十分な睡眠、バランスの取れた食事、適度な運動、そしてストレス管理といった基本的な要素は互いに作用し合いながらホルモンバランスや代謝、免疫機能を整える基盤となります。これらの基本がしっかり整っていることで体内環境が安定し自然と妊娠しやすい体が作られていくのです。一方で睡眠不足や不規則な生活、偏った食事、過度なストレスが重なると身体全体のバランスが崩れ治療の効果も十分に得られず、望む結果につながりにくくなると考えています

注意
日本の健康診断で総合評価が「A」とされる場合でも必ずしも今の状態が完全に健康であることを意味するわけではありません。特に妊娠を望む場合は一般的な基準値とは異なる視点が求められることがあります。健康診断ではあくまで病気の有無を確認するための指標ですが妊娠に向けてはホルモンバランスや栄養状態など、より細やかな体の状態を整えることが大切です。「A」という評価を受けたからといって安心せず妊娠を考えるなら妊娠に適した体作りに目を向けることが重要です

妊娠しやすい身体作り(体質改善)で何が大切か?

健康的な体重を維持する

適正な体重は妊娠しやすさに大きく影響します。過体重や低体重はホルモンバランスを崩し排卵障害を引き起こす可能性があります

以下は一般的な妊娠しやすい身体作り(体質改善)での回答

  • 適正体重の確認: BMIを参考に自分の適正体重を確認しましょう(BMIは18.5~23が適正と考えております。)
  • バランスの取れた食事: 血液成分の結果により弱点となる栄養素を補う食事を心がける事が大切となります
  • 定期的な運動: 適度な運動を取り入れ適切な体重に近くする、低体重なら過度な運動などうなどは控えるようにすることも大切
個人的な考え
現在は標準だとしても、過去に過度のダイエットや低体重・過度の運動量がある方(マラソンなど)で低AMHや、BMI20以下の多嚢胞性卵巣症候群は適正な体重でも要注意で食事の内容を管理する事が大切

栄養バランスの取れた食事を摂る

妊娠しやすい体を作るためには必要な栄養素を十分に摂取することが重要です(代表的なもので全てが重要で1つの栄養素を極限まで取るという事では意味がありません)

以下は一般的な妊娠しやすい身体作り(体質改善)での回答

  • 葉酸の摂取妊娠前から葉酸を摂取することで胎児の神経管閉鎖障害を予防できます。葉酸は緑黄色野菜や豆類、サプリメントで補えます
  • 鉄分とカルシウム貧血予防や骨の健康維持のために、鉄分やカルシウムを含む食品を積極的に摂りましょう
  • ビタミンD日光浴や魚類、卵黄などからビタミンDを摂取しホルモンバランスを整えます
  • ビタミンB群ホルモンバランスを整え、卵子の質を高め、妊娠に必要なエネルギー代謝をサポートします
  • マグネシウムホルモンの調整や体内のストレス緩和に役立ち妊娠力向上に欠かせません
  • ビタミンA卵巣機能をサポートし、子宮内膜の健康を保ち、受精卵の着床を助けます
  • ビタミンC抗酸化作用により卵子の質を守り、ホルモンバランスの維持にも貢献します
  • ビタミンE抗酸化作用で細胞を保護し血流改善やホルモン調整をサポートして妊娠力を高めます
  • 亜鉛ホルモンバランスを整え、卵子と精子の質を向上させ、妊娠の成功率を高めます
個人的な考え
生活習慣・仕事内容や血液成分により何が不足がちな生活を送っているか想定し個別にアドバイスを行っている為に利用者さんは上記にあるサプリなどを無理に取り入れないようにしてください、また卵子の保護にかんしては卵胞内にある為に朝食(朝)にトリプトファンを意識する事も最優先とする

定期的な運動を取り入れる

適度な運動はストレスの軽減や体調の維持に役立ちます

以下は一般的な妊娠しやすい身体作り(体質改善)での回答

  • 有酸素運動有酸素運動を週に150分程度行いましょう
  • 筋力トレーニング筋力を維持するために週に2回程度の筋トレを取り入れます
  • ヨガやピラティス: 柔軟性を高めリラクゼーション効果も期待できます
個人的な考え
運動で得られるメリット(心因・精神的ストレス)よりも身体的なストレスを優先して考える事も大切、当院では週の運動量(厚生労働省)は朝のダッシュでクリアしているため、夜間の運動は控える、インスリン抵抗性対策のみの運動を推奨しております(無理して運動を取り入れている場合)。理由は身体的ストレスの緩和の為に過度のストレスは卵巣に負担が掛かる、夜間の運動に関しては副交感神経を優位にするために逆効果と見ています

ストレスを管理する

過度なストレスはホルモンバランスを乱し妊娠に影響を与えることがあります

以下は一般的な妊娠しやすい身体作り(体質改善)での回答

  • リラクゼーション法の実践:深呼吸、マインドフルネスを取り入れてリラックスしましょう
  • 趣味や楽しみを持つ:自分の好きな活動を通じてストレスを発散します
  • 十分な休息:質の良い睡眠を確保し体と心を休めましょう
個人的な考え
ストレスの管理ですが妊娠を望む場合のストレス解消は睡眠とタンパク質の摂取が効果的(身体的ストレス)、欲に関するストレス発散に関しては身体に負担が掛からないような時間帯・適度が良い

 

体内時計(サーカディアンリズム)

このリズムは睡眠・覚醒サイクル、ホルモン分泌、体温調節、代謝など、さまざまな生理機能を調整しています。光や食事、運動などの外部環境要因によって調整され健康維持に重要な役割を果たしています

以下は一般的な妊娠しやすい身体作り(体質改善)での回答

  • ホルモンバランスの調整: 性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)の分泌リズムを調整します
  • ストレス: 高いストレスホルモンレベルは生殖機能を抑制し妊娠しにくくなる要因となります
  • メラトニン:メラトニンには抗酸化作用があり卵子や精子の質を保護する役割もあります
個人的な考え
栄養の吸収(サプリ含む)・組織の再生・修復にも多大な影響を与えるのがこのサーカディアンリズムで、薬や栄養に関して血中濃度を一定にする事をしていても変化・反応が悪いときは、まずこの生活習慣が乱れていることが多いので見直すことが大切です。

禁煙・節酒を心がける

タバコやアルコールは妊娠しやすさに悪影響を与える可能性があります。

以下は一般的な妊娠しやすい身体作り(体質改善)での回答

  • 禁煙: 喫煙は卵子や精子の質を低下させるため、禁煙を推奨します。
  • アルコールの制限: アルコール摂取は控えめにし、妊娠を目指す期間は特に注意しましょう。

 

個人的な考え
日本ではアルコールは適度なら身体によいと思われているが、2024年現在では100害あって一利なしと言う考えになりつつあるので、あとは欲との戦いとなります。

定期的な健康診断を受ける

基礎的な健康状態を把握し、必要な対策を講じることが大切です。

以下は一般的な妊娠しやすい身体作り(体質改善)での回答

  • 婦人科検診生理周期やホルモンバランスをチェックしてもらいましょう
  • 精液検査男性も精子の質を確認するために検査を受けることが有益です
  • 慢性疾患の管理:糖尿病や高血圧などの持病がある場合は、適切に管理しましょう
  • 健康診断・人間ドックオプションなどが選べる場合は甲状腺・糖負荷試験・腫瘍マーカーなどもしておくと良いでしょう

 

個人的な考え
妊娠しやすい身体作り(体質改善)というものは継続的に行っていても基本なにも変化を感じない事が多いです。結果を求めるばかりで妊娠した・しないのとても抽象的な考えになりがちなので定期的・小まめに検査を受ける事で数値の変化を見てモチベーションを上げていく事も大切です。生活習慣というものは3~6ヶ月行えば、血液成分に確実に影響を与えます。変化がないのであればそれは適している身体作り、もしくは自分に合っていないやり方と考え見つめ直すべき

排卵周期を理解し把握する

妊娠しやすい時期を知ることで効果的な妊活が可能になります

以下は一般的な妊娠しやすい身体作り(体質改善)での回答

  • 基礎体温の測定毎朝起床時に基礎体温を測り排卵日を予測します
  • 排卵検査薬の使用市販の排卵検査薬を使って排卵日を正確に把握します
  • 周期アプリの活用スマートフォンのアプリを利用して周期を管理しましょう
個人的な考え
基礎体温やアプリだと排卵日の特定は難しいです。採卵を何回していても、移植を何回もしていて駄目でも通院していない周期に自然妊娠したというケースは多々あります。高温期(黄体期)も排卵日が特定しにくい基礎体温や周期アプリでは実際に黄体期が弱いのか?これも判断がしにくい為に見ているだけ、測定するだけで心に負担が掛かる場合なら基礎体温表・アプリは特に推奨していません(クリニックから指示がある場合は意識づけの為にも行ってください)

適切なサプリメントを摂取する

必要な栄養素を補うためにサプリメントの利用も検討します。

以下は一般的な妊娠しやすい身体作り(体質改善)での回答

  • 葉酸サプリメント: 妊娠前から摂取を開始し妊娠初期まで継続します
  • ビタミン・ミネラル補助剤: 必要に応じて、医師と相談の上で摂取します
個人的な考え
とりあえずサプリを摂取している方が多く、アンバランスな方も多く本当に必要なのか?自分に合ったものを選び摂取する事が大切となります。専門家に相談するのが大切ですが一つのサプリを万人に販売や勧めるような所は要注意と思っていた方が良いです。例えば、私は~を飲み始めたら、現代人は~が不足がち・腸内細菌が~・年間何人が妊娠~・平均何か月で妊娠~などより何々の数値が低い・高い(AMH・FSHは別)、バランスが悪い方などの方がまだ信用は出来ます

環境因子を見直す

日常生活での環境因子が妊娠に影響を与えることがあります。

以下は一般的な妊娠しやすい身体作り(体質改善)での回答

  • 有害物質の回避: 農薬や化学物質の多い場所を避け家庭でも有害物質を減らしましょう
  • 適切な温度管理: 過度な高温や低温を避け、体温を適切に保ちます
個人的な考え
環境因子としては妊娠をする事を優先するのであれば、そこまでは重要視はしていません。適切な温度管理に関しても体温調整が乱れるほどの極度の温度差を繰り返す環境・寝れないほどの騒音がある環境、有害物質に関しても世界を基準として考えると妊娠に向かうということを考えるのなら、他に意識を向けた方が良いです。良くあるのは有害物質を少しでも避けようと必要な栄養素が欠乏している方なども良く見ます。

医師と相談する

妊娠を目指す過程で疑問や不安があれば、専門家に相談することが重要です。

以下は一般的な妊娠しやすい身体作り(体質改善)での回答

  • 妊活クリニックの利用: 専門的なサポートを受けるために、妊活クリニックを利用することも一つの方法です。
  • パートナーとの協力: 二人で協力し、健康管理や生活習慣の改善に取り組みましょう。
個人的な考え
ここが落とし穴のような気がします。以下を参照してください