千葉県船橋市ぬくもり鍼灸院・整体院での「むずむず脚症候群」の施術を行う際の注意事項、当院ではクリニックとの併用を前提としています。医師の診断や治療を受けている方を対象としており症状の改善や状態の確認を行いながら施術を進めていきます。そのため基本的に現在クリニックに通院されている、もしくは過去に通院歴がある方のみの対応となりますので、ご了承ください。併用することでより安全かつ効果的なサポート・相乗効果を狙えると考えています
低気圧や雨の日にむずむず脚症候群が悪化するのはどうして?
むずむず脚症候群は夜に足が「むずむず」「ピリピリ」といった不快感を感じて眠れなくなる症状です。場合によっては足を動かしたりさすったりせずにはいられなくなり、そのせいで眠りが浅くなったり睡眠不足になることもあります
このむずむず脚症候群は天気によって症状が変わりやすいことがあるんです。天気の変化が体調に影響を与えることは「気象病」とも呼ばれ頭痛や関節痛が起こる方も多いですよね。同じように、むずむず脚症候群の症状も気温や気圧の変化で悪化することがあります
「どうして天気の変化で症状がひどくなるのか?」、「気象病の対策がむずむず脚症候群にも役立つのか?」
低気圧や雨の日とむずむず脚症候群
天気が体に与える影響とは?
天気、気圧や気温の変化は体に大きな影響を与えます。雨の日や台風が近づいているときに頭痛がしたり古傷が痛んだりすることはありませんか? これは気圧の低下や急激な温度変化が「自律神経」という体の機能をコントロールする神経に影響を与えるためです
自律神経が乱れるとどうなるの?
天気の変化によって気圧が急激に下がると適応しようとして自律神経のバランスを調整します。しかし気圧の変化が急激すぎると、この調整がうまくいかなくなり自律神経が乱れることがあります。その結果、頭痛やめまい、むずむず脚症候群の症状悪化といった体調不良が現れやすくなるのです
むずむず脚症候群が悪化する理由
むずむず脚症候群の症状は脳内の「ドーパミン」という神経伝達物質の働きがうまくいかなくなることで起こります。このドーパミンの働きが乱れる原因の一つに「自律神経の乱れ」があります。天気の変化によって自律神経が乱れると、ドーパミンの分泌量や神経の働きが不安定になり、むずむず感が強くなることがあります
頚部周囲の筋肉の緊張と気象病、そしてむずむず脚症候群
首周りの筋肉の緊張が自律神経に与える影響
首には脳から体全体に指令を送る重要な神経や血管が集まっています。「頚椎(」と呼ばれる首の骨の周辺には自律神経が通っており、これが全身の機能を調整しています
首の筋肉が緊張すると、この周辺の神経や血管を圧迫してしまい血流が悪くなり自律神経のバランスが崩れやすくなり、むずむず脚症候群や気象病の症状が悪化することがあるのです
なぜ首の緊張が起こるの?
- 長時間のデスクワークやスマホの使用で、前傾姿勢(頭が前に出ている姿勢)になってしまうと首の筋肉が緊張しやすくなります
- ストレスや疲労でも無意識に首や肩に力が入ってしまい筋肉が硬くなりがちです
首の筋肉をほぐすとどうなる?
首の筋肉の緊張をほぐすことで血流が良くなり神経への圧迫が減少します。これによりドーパミンの働きが安定し、むずむず脚症候群の症状が軽くなることが期待できます。また自律神経のバランスも整えやすくなり気象病の症状も軽減しやすくなります
迷走神経(副交感神経)へのアプローチとむずむず脚症候群・気象病の改善
迷走神経とは?
迷走神経は「副交感神経」の一部で、心臓、肺、消化器など多くの臓器に指令を送っている神経です。この迷走神経がうまく働くと体がリラックス状態になり自律神経のバランスが整いやすくなります
迷走神経とむずむず脚症候群・気象病
迷走神経が正常に働くと副交感神経が優位になります。これにより体がリラックスしやすくなり、交感神経の働きが抑えられます。天気の変化で自律神経が乱れても迷走神経を刺激することでバランスを整え、むずむず脚症候群の症状や気象病の体調不良を軽減することが期待できます
迷走神経を刺激する具体的な方法
- 深呼吸: 深くゆっくりとした呼吸は、迷走神経を刺激し、副交感神経を活性化させます。特に、腹式呼吸(お腹を膨らませながら吸い、へこませながら吐く)が効果的です。
- うがい: 喉の奥を刺激することで、迷走神経に働きかけます。朝晩のうがいを丁寧に行うだけでも効果が期待できます
迷走神経へのアプローチによって副交感神経が活性化されると自律神経のバランスが整いやすくなり、むずむず脚症候群の症状や気象病の不快感が軽減することがあります。また心拍数や血圧の安定、消化機能の改善など全身にプラスの影響を与えます
まとめ
天気の変化によるむずむず脚症候群の症状悪化には気象病の対策が役立つ可能性があるといえます。頚部周りの筋肉の緊張をほぐしたり迷走神経を刺激するアプローチを取り入れることで自律神経のバランスを整え、症状を予防・軽減することが期待できます
日常生活で心がけたいポイント
- 規則正しい生活リズムを保つ:毎日同じ時間に起床・就寝し、食事の時間も一定にすることで自律神経が安定しやすくなります
- 適度な運動とリラクゼーション:軽いストレッチや運動を取り入れ首や肩の筋肉をほぐしましょう。またリラックスできる時間を意識して取り入れることで迷走神経の働きを高めることができます
- 体を温めることを意識する:気温の変化に合わせて服装を調整し体を冷やさないようにしましょう。また温かいお風呂に入って体を温めることも効果的です
無理をせず、自分に合った方法を試すことが大切です
むずむず脚症候群や気象病の症状は個人差があり対策も一人ひとり異なります。無理をせず少しずつ自分に合った方法を見つけることが大切です。症状が重い場合や自己対策で効果が感じられない場合は、医師や専門家に相談して適切な治療やアドバイスを受けるようにしましょう
当院のむずむず脚症候群の施術
自律神経を整えることを優先として「むずむず脚症候群」の症状(夕方からの不快感)を気にならないレベルまでにすることを狙う施術となります。
日本でも当院でしか受けることができない施術となります。(複合しての施術ですが胸鎖乳突筋・後頭下筋群へのリンパマッサージ・筋膜リリース以外は全て自律神経に関してエビデンスがある施術)
- 迷走神経への超音波刺激(1メガヘルツの超音波を皮膚から当てて施術)
- 乳様突起周辺からの微弱電流(マイクロエレカント)
- 後頭下筋群・鎖骨部へのハイボルテージ・超音波
- 星状神経節への近赤外線(スーパーライザーアルファビーム)
- 内耳への赤外線
- 胸鎖乳突筋・後頭下筋群へのリンパマッサージ・筋膜リリース
むずむず脚症候群整体の料金
施術時間は約60分となります。(ネット予約の場合は自律神経系の施術となり、枠の関係上45分と表示されますが、60から80分と考えてください)
症状が強い場合は1週目は週2,3回通院、その後にむずむずはあるが寝れるようになったら週1回ぐらいが通院の目安となります。