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梨状筋の緊張と坐骨神経痛

梨状筋の緊張と坐骨神経痛

梨状筋のコリ(お尻の奥)と坐骨神経痛|船橋市下総中山ぬくもり整骨院・整体院

梨状筋が緊張することで引き起こされる坐骨神経痛のメカニズム、梨状筋は臀部の深層に位置しており坐骨神経と密接な関係を持つためコリが坐骨神経痛の主な原因となることがあります

梨状筋の構造と役割

梨状筋は骨盤内に位置する深層外旋筋の一つであり仙骨の前面から大腿骨の大転子にかけて走行しています。この筋肉は股関節の外旋と外転を担当し歩行や姿勢保持において非常に重要な役割を果たしています

梨状筋は歩行時の股関節の安定性を保つために重要であり特に歩行やランニングの際に働きます。また股関節の外旋筋群の一部として骨盤と大腿骨を結びつけ下肢の動きを調整する役割を果たしています

坐骨神経の構造と役割

坐骨神経は人体で最も太く長い神経であり腰仙骨神経叢(L4からS3の神経根)から成り仙骨の前面から骨盤を通り臀部から下肢へと走行します。坐骨神経は下肢全体の運動と感覚を司り、その広範な影響範囲から神経圧迫や炎症が生じると腰痛や坐骨神経痛の原因となります

坐骨神経の役割
  • 運動機能大腿後面、下腿および足部の筋肉を支配し運動機能を制御します
  • 感覚機能下肢の大部分の感覚を担当し特に足底部や足背部の感覚に関係します

坐骨神経は骨盤を通る際に梨状筋の下または一部の人では梨状筋を貫通して走行します。したがって梨状筋の状態が坐骨神経に直接影響を与える可能性があります

梨状筋の緊張による坐骨神経痛

梨状筋が緊張することで坐骨神経に圧迫や刺激が生じ坐骨神経痛が発生します。

梨状筋症候群の発生

梨状筋症候群は梨状筋が過度に緊張または肥厚することによって坐骨神経が圧迫される状態を指します。梨状筋の緊張が続くと筋肉の体積が増加し坐骨神経への圧力が増大します。特に梨状筋が坐骨神経を直接貫通している場合、この圧迫はさらに強くなり神経の炎症や疼痛を引き起こします

神経の圧迫と血行障害

梨状筋が緊張すると坐骨神経が圧迫されるだけでなく周囲の血管も圧迫される可能性があります。これにより坐骨神経への血流が制限され神経への酸素供給が不足します。この状態が続くと神経の代謝が低下し神経組織にダメージを与える可能性があります。これにより坐骨神経の過敏性が増し腰から下肢にかけての痛みやしびれが生じることがあります

筋膜と神経の関係

梨状筋は筋膜で覆われており筋膜は他の筋肉や組織と連続しています。梨状筋が緊張すると筋膜も硬くなり坐骨神経が周囲の組織と摩擦を起こすことがあります。これにより神経の滑走が阻害され坐骨神経に機械的ストレスがかかることになります。神経に繰り返し摩擦や圧迫が加わると炎症が生じやすくなり坐骨神経痛の症状が増強されます

反射的筋収縮と慢性痛

梨状筋が緊張することにより身体は反射的に他の筋肉群を緊張させてバランスを保とうとします。特に大殿筋や中殿筋などの臀部の筋肉が二次的に緊張することで、さらに坐骨神経への圧迫が増加します。このような反射的筋収縮が続くと慢性的な痛みが生じる可能性があります。慢性的な筋緊張は痛みをさらに悪化させ坐骨神経痛が持続する要因となります

梨状筋の緊張がもたらす腰痛との関連性

梨状筋の緊張は坐骨神経痛だけでなく腰痛の原因にもなります。梨状筋が緊張すると仙骨や骨盤の動きに影響を及ぼし腰椎に不均等な負荷がかかることがあります。この結果、腰椎の椎間関節や椎間板に過度なストレスがかかり腰痛が発生することがあります

また梨状筋が緊張していると腰椎や骨盤の安定性が低下し他の腰部の筋肉が過度に働くことになります。これにより筋筋膜性腰痛が生じる可能性が高まります。坐骨神経痛と腰痛が同時に発生することで症状が複雑化し生活の質が著しく低下することがあります

坐骨神経痛の典型的な症状

梨状筋の緊張による坐骨神経痛

坐骨神経痛の症状
  • 臀部痛坐骨神経が梨状筋によって圧迫されることで臀部に鋭い痛みが生じます。この痛みは歩行や座位の維持により増強することが多いです
  • 下肢痛痛みは臀部から下肢へ放散し特に大腿の後面やふくらはぎにかけて広がることがあります。これは坐骨神経が圧迫されることによる典型的な放散痛です
  • しびれと感覚異常下肢にしびれや感覚の異常が生じることがあり特に足底部や足背部に影響が現れます
  • 筋力低下長期間にわたり坐骨神経が圧迫されると下肢の筋力低下が生じることがあり、これが歩行困難を引き起こすことがあります

まとめ

梨状筋の緊張が坐骨神経痛を引き起こすメカニズムは神経の直接的な圧迫、血行障害、筋膜の硬直、反射的筋収縮など、複数の要因が複雑に絡み合っています。梨状筋が過度に緊張すると坐骨神経に対して直接的および間接的な影響を及ぼし腰痛や坐骨神経痛の発症に繋がります

また梨状筋の緊張は腰痛とも関連しており坐骨神経痛と腰痛が併発することで、症状が複雑化することがあります。これにより症状管理が困難となり慢性的な痛みが続くことが多いです。梨状筋の緊張による坐骨神経痛に悩む利用者さんは、船橋市下総中山ぬくもり鍼灸院・整体院にご相談ください。経験豊富なスタッフが最適な施術を行い、痛みの改善を目指します。

坐骨神経痛|船橋市下総中山駅北口徒歩1分ぬくもり整骨院・整体院

下総中山周辺で坐骨神経痛にお悩みで整骨院・整体院をお探しの方、ぬくもり整体院では市川市・船橋市を中心に坐骨神経痛に特化した整体での施術を行っております。坐骨神経痛は腰からお尻、足にかけて痛みやしびれを感じる状態で日常生活に大きな影響を与え辛い症状です。このような痛みは姿勢の悪さや筋肉の硬直、長時間のデスクワークなどが原因で発生することが多いですが当院の整体ケアにより痛みを和らげることが可能で人気がある施術となります

当院では一人ひとりの体の状態に合わせたオーダーメイドのケアを心がけております。坐骨神経痛の根本的な原因にアプローチすることで痛みを和らげるだけでなく、再発防止にも努めています。市川市・船橋市にお住まいで坐骨神経痛でお困りの方は、ぬくもり整体院までぜひ一度ご相談ください

坐骨神経痛の経験25年

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下総中山ぬくもり整体院の坐骨神経痛、施術方法

 

  • ・SSP
  • ・超音波療法
  • ・整体・近赤外線(アルファビーム・スーパーライザー)
  • ・ハイボルテージなどの電療法
  • 着替えもありますので仕事帰りでも気軽に来院できます。

 

坐骨神経痛の主な症状
  • 臀部(お尻)から下肢にかけて痛みがある
  • 長い時間立っている事が辛い
  • 腰を反らすと下肢に痛みやしびれが出る
  • 座り続ける事が困難
  • 足が激しく痛む、歩けなくなることがある
  • 腰痛があり、お尻や太ももの後ろ側に違和感がある
  • 前かがみになると痛くて靴下をはけない
  • 足先・ふくらはぎに冷感やだるさ痛みがある
  • 太ももの後や外側、ふくらはぎ、足先などに痛みやしびれが続いている
  • 足に力が入りにくい感じがある
  • 仰向けに寝れない

坐骨神経痛の施術

坐骨神経痛での来院ですが痛み・痺れの誘発(再現)が梨状筋が原因でるとわかった

骨格のバランスを改善し筋肉・関節・骨盤を遊びのある状態へ矯正します。
筋肉に遊び(動きに余裕がある)を作る事によって神経の圧迫を緩めていき改善に向かわせます

梨状筋症候群とは
梨状筋によって坐骨神経が圧迫され坐骨神経痛が起きます
通常梨状筋と言うものは柔らかいのですが股関節の筋肉の使い過ぎ(回旋)や長時間座っていることにより起きる事があります
梨状筋症候群はまれな病態です

臀部の筋肉

 

坐骨神経痛での施術内容で使われるもの(状態により選択をしていきます)

糖尿病からくる坐骨神経痛では対応が出来ません生活習慣でヘモグロビンa1cを下げ神経の興奮を抑える事を推奨いたします。

施術

スーパーライザー

坐骨神経痛での施術では近静外線(スーパーライザー・アルファビーム)どちらかを使用します。

刺激を与えずに症状を緩和する
「近赤外線療法(スーパーライザー・アルファビーム)」
近赤外線療法あたたかい赤い光(近赤外線)を首・肩・腰など障害のあるところの神経に照射することで、血行を改善し症状を緩和する治療法です。また、神経に直接茶作用してストレスなどで緊張している神経を平常な状態に戻すことが期待できます。妊娠中でも使用でき副作用・合併症もありません。
<適応症>
頭痛・肩こり・めまい・耳鳴り・肩・腰・膝・各神経痛・手足の血行障害・顔面神経麻痺・自律神経失調症・更年期障害・不眠・冷え性、便秘など

複合機

MCR(微弱電流):生体電流と同じようなレベルのごく弱い電流で筋肉に電気刺激を与えてケガや痛みの治療に効果を発揮します
Hi-Voltage(ハイボルテージ・ハイボルト):高電圧電流による電流刺激を皮膚に抵抗を与えず深部組織まで到達させ患部の炎症の抑制・痛みの軽減をする治療法で坐骨神経痛などでよく使われる筋肉(腸腰筋)などは深部にある為にこのハイボルテージが良く使用されます
RUSSIAN:筋肉刺激に適した刺激電流で、ピンポイントで作用します
TENS:主に知覚神経に対して電気刺激を与え、疼痛を抑制します
EMS:筋収縮を引き起こし、筋力を強化します

超音波治療
温熱や振動による血管拡張効果、筋肉深部の治療に最適で神経組織への作用や細胞レベルのミクロマッサージ効果で捻挫や関節炎による痛みや腫れにも効果があります。

当院の施術内容

STEP.1
触診
どの動作によって痛みが起こるのかを動探し筋肉の硬結やトリガーポイントを特定します
この坐骨神経痛は関連痛によって引き起こされている現象である可能性があり、痛みの原因がわからないとその場凌ぎの施術となってしまう為、しっかりと原因を特定し施術に入ります
STEP.2
施術
まずは神経痛となる原因から施術をしていきます。ペインクリックなどでされているスーパーライザや整体・鍼灸により神経を絞扼している部位を施術していきます
STEP.3
トリガーポイント療法
特定したトリガーポイントを施術していきます。
トリガーポイントを抑えると軽く押してもズーン響きます。施術を行う事により直接筋膜に刺激を送ることでトリガーポイントを除去します
STEP.4
ストレッチの指導・終了
緩和した状態を長時間継続させるためにストレッチの指導をして終了となります