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起立性調節障害と診断されず原因不明と言われた

起立性調節障害(OD)の原因不明と診断された場合の対応方法

起立性調節障害と診断されず原因不明と言われた

起立性調節障害(OD)の症状がありながら医師から「原因不明」と診断され具体的な対策がわからない状況は非常に不安で辛いことだと思います。このような状況に対して次にどのように対応すべきかを理解し適切な医療機関での診断や治療に繋げるための情報を話していきます

起立性調節障害とは何か

まず起立性調節障害(OD)についての基本的な理解を深めることが重要です。ODは自律神経系の異常によって血圧や心拍数の調整がうまくいかなくなる疾患です。特に立ち上がった際に血圧が急激に低下することでめまいや立ちくらみ倦怠感などが発生します。ODは小中学生や思春期の子どもに多く見られますが大人にも発症することがあります

起立性調節障害の主な症状
  • 立ち上がったときのめまい、ふらつき
  • 動悸や息切れ
  • 疲れやすい、倦怠感が強い
  • 朝起きられない
  • 頭痛や吐き気
これらの症状は特に朝起きることが難しく、午後になると比較的元気になるという特徴があります。しかし「原因不明」と診断される場合は他の疾患や原因が見逃されている可能性があります

なぜ「原因不明」と診断されるのか?

起立性調節障害が疑われる状況でも「原因不明」と診断される理由はいくつかあります

自律神経の問題が見逃されやすい

自律神経系の異常は標準的な検査(血液検査や画像診断)では特定されにくいことがあります。自律神経系は体の多くの機能を無意識に調整しているため、そのバランスが乱れても、明確な異常が検査結果に現れないことがよくあります。そのため一般的な医療機関では自律神経の異常が見逃されることがあります

他の疾患と症状が似ている

ODの症状は他の疾患(慢性疲労症候群、うつ病、不安障害、偏頭痛、低血圧など)とも似ています。そのため見逃される可能性もあります。例えば倦怠感や集中力の低下は精神的な疾患とも関連するため医師が他の疾患を疑ってしまうことがあります

診断や治療のばらつき

起立性調節障害は、すべての医師が熟知している疾患ではありません。特に専門外の医師には診断が難しい場合があります。診断基準や治療方法も医療機関によって異なるため正しい診断を受けることが難しいケースも少なくありません

次に取るべき対応策

「原因不明」と診断されても適切な対処を取ることで適切な診断と治療にたどり着くことが可能です

専門的な医療機関を探す

起立性調節障害に詳しい医療機関を探すことが最も重要です。一般的な内科や小児科ではなく自律神経失調症を専門とするクリニックや思春期外来のある病院を探すことが推奨されます。これらの医療機関ではODに対する豊富な知識と経験を持つ医師が診察を行うため正確な診断を受けやすくなります。また学校の保健室や教育機関に相談することで適切な病院や医師を紹介してもらうのも有効です

症状を詳細に記録する

医師に診てもらう際に症状を正確に伝えることが非常に重要です。症状が発生するタイミングや状況を記録し医師に詳しく説明することで、より正確な診断が可能となります。日記やメモとして次の点を記録すると良いでしょう

症状記録のポイント
  • 朝起きるのが辛い時間帯
  • 立ち上がったときのめまいやふらつきの頻度
  • 疲れを感じる時刻や状況
  • 午後や夕方に症状が軽減するかどうか
  • 動悸や息切れ、頭痛の発生タイミング
このような詳細な情報が医師にとって重要な診断材料となります

3追加の検査を依頼する

必要に応じて、起立試験や傾斜試験(ティルト試験)などの自律神経の機能を測定する検査を受けることも有効です。これらの検査では実際に立ち上がったときの血圧や心拍数の変動を測定し、ODかどうかを判定します。標準的な検査で異常が見つからなかった場合でも、これらの検査を通じて異常が判明することがよくあります

学校や家族のサポートを得る

ODは日常生活に大きな影響を与えるため学校や家庭でのサポートが欠かせません。学校に対しては体調に応じて柔軟な対応(遅刻や早退など)をお願いすることも必要です。保健室の先生や担任の教師に事情を説明し理解を得るよう努めましょう

家庭では家族の理解と協力が必要です。体調に合わせて無理をさせず適切な休息や食事、生活習慣を支えることが大切です

他の可能性を考慮する

「原因不明」と診断された場合、他の疾患の可能性も考慮する必要があります。起立性調節障害の症状は他の疾患と重なる部分が多いため慎重な検討が求められます

慢性疲労症候群

起立性調節障害と同様に慢性疲労症候群(CFS)は長期間にわたる疲労感や倦怠感が主な症状です。CFSの特徴は体全体の疲労感が常に続くことです。ODとは原因が異なりますが症状が似ているため合併している可能性もあります

うつ病や不安障害

心理的な要因も考慮に入れる必要があります。うつ病や不安障害が原因でODに似た症状が現れることがあります。思春期の子どもは心身の変化が大きく、精神的ストレスを抱えやすいため、心理的な要因についても検討することが重要です

ケアの実践

診断が確定する前でも自己ケアを取り入れることで症状をある程度緩和できることがあります。

自己ケアの方法
  • 生活リズムの調整規則正しい生活リズムを維持することで自律神経のバランスが整いやすくなります。特に、一定の時間に起床し食事をとることが効果的です
  • 水分補給と塩分摂取起立性調節障害では血圧が下がりやすいため適切な水分と塩分の摂取が必要です。朝起きたらコップ一杯の水を飲むことで血圧が安定しやすくなります
  • 軽い運動無理のない範囲でウォーキングやストレッチを取り入れることで血流が良くなり、自律神経のバランスが改善することがあります

まとめ

起立性調節障害が疑われるにもかかわらず「原因不明」と診断される場合、適切な対応を取ることで診断に至る可能性が高まります。専門的な医療機関を探し詳細な症状記録を持参することが重要です。さらにケアを実践することで、症状をある程度緩和しながら正しい診断に向けて前進できるでしょう

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起立性調節障害でお悩みの方へ「ぬくもり整体院・鍼灸院」

東洋医学と西洋医学の融合

起立性調節障害とは?

自律神経と姿勢の調整がカギ

起立性調節障害は、特に小学生から高校生までの思春期のお子さまに多く見られる症状です。自律神経がうまく働かなくなることで血圧や心拍数の調整が難しくなり立ち上がるときにめまいや疲れを感じたり朝起きるのが辛く学校に行けなくなってしまうこともあります

自律神経の乱れが原因となり起立性調節障害が現れると日常生活が難しくなることもあります。自律神経は血圧や心拍数、消化機能などを調整する神経系で、これが乱れると心身のバランスが崩れてしまいます。結果として起立性調節障害の症状が現れることがあります

千葉県船橋市ぬくもり整体院・鍼灸院では、この自律神経に働きかける施術を専門に行っており特に頚部(首)の緊張を和らげることで自律神経のバランスを整えることを目指しています

起立性調節障害の原因

起立性調節障害(OD)について

起立性調節障害の原因には生活習慣や成長期に起こる体の急激な変化、ストレス、睡眠不足、食生活の乱れなどが関係していますが、主な原因は自律神経の不調です

成長期の急激な変化特に思春期のお子さまは急に身長が伸びたり体重が増えたりすることで自律神経がその変化に追いつかなくなることがあります。その結果、血圧や心拍数の調整がうまくいかず、めまいや動悸、立ちくらみなどの症状が現れることがあります
生活習慣の乱れスマートフォンやパソコンの利用時間が増え夜更かしが続くと体内時計が乱れ睡眠の質が低下してしまいます。これが自律神経に悪影響を与えることもあります
ストレス学校生活や受験、友人関係などの精神的なストレスも、自律神経のバランスを崩す一因となります。特にプレッシャーを感じやすいお子さまは、これが原因で症状が悪化することもあります
血液循環の悪化姿勢が悪かったり運動不足が続いたりすると血液の循環が悪くなり自律神経の調整がうまくいかなくなることがあります。立ち上がったときに血圧が急に下がってしまうと、めまいや疲れを感じやすくなります

これらの原因に対処するためには、まず自律神経を整えることがとても大切です。ぬくもり整体院・鍼灸院では、頚部の緊張を緩和することで自律神経の調整を行い症状の改善を目指しています

自律神経への取り組み

原因に対するトータルな改善

自律神経は首や脊柱の周りを通っているため首の筋肉や神経に働きかけることが非常に重要です。特に首の筋肉が緊張すると神経や血流が圧迫されてしまい自律神経がうまく機能しなくなります。これにより起立性調節障害の症状が悪化することもあります

ぬくもり整体院・鍼灸院では首の緊張を和らげる施術を通じて神経の圧迫を取り除き自律神経のバランスを整えます

超音波を使った無痛施術鍼や灸を使用せず、経絡に沿って超音波を当て深部の筋肉や神経に働きかけます。この超音波施術は無痛で小学生でも安心して受けることができます

首の緊張を緩和首の筋肉が緊張すると自律神経に悪影響が出てしまうため首の筋肉を柔らかくして神経や血管が圧迫されないようにすることが大切です。これにより血液の循環が改善され自律神経が正常に働くよう狙っています

ストレートネックの改善ストレートネックとは首の本来あるべき湾曲が失われてしまい、まっすぐな状態になることです。姿勢が悪かったり、スマートフォンやパソコンの長時間利用が原因で起こることが多く自律神経の乱れや頭痛、肩こりの原因になります。当院ではストレートネックの改善を目的とした施術も行っており起立性調節障害の根本的な原因に働きかけています

自律神経の調整による効果

妊娠中のスーパーライザー

自律神経が整うことで、次のような効果が期待できます

  • 血圧の調整自律神経が正常に働くことで、血圧が安定し立ちくらみやめまいなどの症状が改善されます
  • 心拍数の安定心拍数が整うことで、動悸や息切れが軽減され疲れを感じにくくなります
  • 消化機能の改善自律神経は消化機能にも影響を与えるため消化不良や胃の不快感が改善されることもあります
  • 睡眠の質向上自律神経が整うと深い睡眠がとれるようになり朝の目覚めもスッキリします

小学生でも安心の施術

不安・予期不安ツボ

ぬくもり整体院・鍼灸院では、小学生でも安心して施術を受けられる環境を整えています。施術はすべて無痛で行われ鍼や灸といった痛みを伴う方法ではなく、超音波を使った優しい施術が特徴です

さらに親子で一緒に来院していただけるため保護者の方も一緒にリラックスして施術を受けることができます。お子さまたちは痛みを感じることなく施術を受けることができるため安心して通院していただけます

起立性調節障害に悩む方へ

超音波

起立性調節障害は特に思春期のお子さまにとって大きな負担となり学校生活や日常生活に支障をきたすことがあります。でも正しい取り組みをすることで自律神経が整い症状の改善が期待できます

千葉県船橋市にあるぬくもり整体院・鍼灸院では、首の緊張を和らげて自律神経に直接働きかけることで起立性調節障害の症状を改善するお手伝いをしています。ストレートネックの改善や姿勢の矯正、さらに頭痛や肩こりの軽減にもつながるこの施術は長期的な健康を維持するうえでも役立と信じ施術を行っております

お子さまたちが安心して施術を受け自律神経のバランスを整えて元気な毎日を取り戻せるようにサポートいたします。起立性調節障害でお困りの方は、ぜひ一度ぬくもり整体院・鍼灸院にご相談ください

 

ぬくもり整骨院・整体院院長

自律神経系の施術を得意としてただ身体が楽になるのではなく、身体の細胞が作り出す染色体レベルまで追求し、世界的な染色体検査会社から日本の鍼灸院をはじめ東洋医学で初めてメデイアに呼ばれたのが「ぬくもり鍼灸院・整体院」となります。根拠ある施術は当然としていかに症状を改善させ身体本来の力を取り戻す事に追求した治療院となります

当院の特徴
  • 少しでも施術料を減らす為に、広告費を払いテレビ・雑誌などでは宣伝はしない治療院です(ホットペッパーなどのポータルサイトでも登場しません)
  • 当院にあるメニューでは東洋医学だけではなく西洋医学レベルでの知識も豊富で利用者さんの不安を無意味な言葉の安心ではなく、根拠があり安心できる説明が出来る、また柔軟に施術を変え改善への近道を探す(当然治療費の追加は一切なし)
  • 回数券やフリーパス・予約を迫るなどは一切ないと宣言致します。(そういう時間があるのでしたら時間いっぱいに症状の改善方法を一緒に探しましょう)
  • 初診で不安が強い方などはできるだけ、貸し切り状態で施術を行いますので電話かLINEでご相談ください(付き添いも可能です)

日曜診療・祝日診療・ご相談ください

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施術時間の目安約1時間となります。

5000円

初診の場合は必ず電話かLINEで起立性調節障害とお伝えください(同伴者が多い為に、予約状況がネットでの空き状況で変わることがあります)

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伊藤製「複合治療器」これも下総中山駅周辺の整骨院では当院のみ設置
当然ですが「微弱電流」・「ハイボルト(ハイボルテージ)」での追加料金はありません

超音波

 

後頭下筋群の整体