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起立性調節障害と不安障害の違い

起立性調節障害と不安障害の違いについて

起立性調節障害と不安障害の違い

起立性調節障害と不安障害は、いずれも日常生活に大きな影響を及ぼす疾患です。症状の一部が似ているため、これらを混同されることもありますが根本的には異なる疾患です。それぞれの特性、原因、治療法が異なるため、正しい理解が大切です。ここでは起立性調節障害と不安障害の違いについて話をしてみます

起立性調節障害とは?

起立性調節障害の定義

起立性調節障害は体を起こした際に血圧や心拍数が正常に調整されず、めまいや立ちくらみ、疲労感といった症状を引き起こす疾患です。特に、思春期の子どもや若者に多く見られ、自律神経の働きが不安定なことが原因とされています

起立性調節障害の原因

この疾患の原因は自律神経系の働きの乱れにあります。自律神経は、心拍数や血圧、消化器系の働きなど、私たちの意識とは関係なく体内の機能を調整する役割を担っています。起立性調節障害では、立ち上がったときに血圧の調整がうまくいかず血液が重力の影響で下半身に多く集まってしまい脳への血流が一時的に減少してしまいます

特に成長期の子どもたちは急激な身体の変化に伴って自律神経のバランスが崩れやすく、その結果として起立性調節障害を発症することが多いです

起立性調節障害の主な症状

起立性調節障害の主な症状
  • めまいや立ちくらみ特に朝や長時間座った後に立ち上がると、強く感じることがあります。
  • 疲労感日常的にだるさを感じ、活動に支障をきたすことがあります。
  • 頭痛午前中に頭痛が現れやすく、午後になると軽減することもあります。
  • 動悸や息切れ軽い運動でも心拍数が急激に上がり、動悸や息切れを感じることがあります。
  • 食欲不振や消化不良消化器系の働きが不安定になり、食事が取りづらくなることがあります。
これらの症状は特に朝に強く現れ午後になると改善することが多いです。時間帯によって症状が変動する点は起立性調節障害の典型的な特徴の一つです

不安障害とは?

不安障害の定義

不安障害は過剰な不安や恐怖を感じ、それが日常生活に支障をきたす精神的な疾患です。通常の不安はストレスや危険に対する自然な反応ですが不安障害では現実的には危険でない状況でも、強い不安を感じ続けてしまいます。このためコントロールが難しくなり生活全般に悪影響を与えることがあります

不安障害の種類

不安障害は一つの病名ではなく、いくつかの異なるタイプに分類されます

不安障害の種類
  • 全般性不安障害日常の出来事や状況に対して過度な不安を感じます
  • パニック障害突然の強い不安や恐怖に襲われる「パニック発作」を繰り返します
  • 社交不安障害人前で話すことや他人との関わりに強い不安を感じます
  • 特定の恐怖症特定の物や状況に対して過剰な恐怖を感じます

不安障害の原因

不安障害の原因は複数あります

遺伝的要因家族に不安障害を持つ人がいる場合、発症リスクが高まることがあります
脳内の神経伝達物質の異常セロトニンやノルアドレナリンといった神経伝達物質の働きに異常があると不安を感じやすくなります
過去のトラウマやストレス幼少期の体験や長期にわたるストレスが不安障害のリスクを高めます
環境的要因社会的なプレッシャーや家庭環境も不安障害の発症に関与することがあります

不安障害の主な症状

不安障害の主な症状
  • 過度な不安感や恐怖感特定の状況や物事に対して強い不安を感じます
  • パニック発作突然の強い不安感や恐怖感が現れ息切れや胸の痛み、めまいなどの身体的症状も伴います
  • 集中力の低下不安が原因で物事に集中できなくなります
  • 不眠不安が強く夜眠れなくなることがあります
  • 動悸や息切れ不安が強くなると心拍数が上がり、動悸や息切れが起こります

起立性調節障害と不安障害の違い

起立性調節障害と不安障害にはいくつかの共通点がありますが、それぞれの特徴や原因、診断方法、治療法は異なります。ここでは、その違いについて説明します

症状の違い

起立性調節障害の主な症状は立ち上がった際に血圧が正常に調整されないことによる身体的な症状(めまい、立ちくらみ、動悸など)です。特に朝に強い症状が現れ午後にかけて改善することが多いのが特徴です

不安障害の症状は精神的な症状(過度の不安、パニック発作など)が中心です。身体的症状が現れることもありますが、これらは不安やストレスが原因で引き起こされるもので、特定の時間帯や体の姿勢に関連しているわけではありません

原因の違い

起立性調節障害の原因は主に自律神経系の働きの乱れにあります。特に成長期の子どもや思春期の若者に多く見られる疾患で急激な成長やホルモンバランスの変化が自律神経に影響を与えます

一方で不安障害は脳内の神経伝達物質の異常やストレス、遺伝的要因が複雑に絡み合って発症します。心理的な要因が強く関与しており精神的なストレスやトラウマが症状を悪化させることが多いです

診断方法の違い

起立性調節障害は血圧や心拍数の変化を測定する起立試験やチルト試験などの身体的検査で診断されます。また症状の現れ方や時間帯、生活習慣の変化も診断の手がかりとなります

不安障害の診断は精神的な評価や心理テストを通じて行われます。医師やカウンセラーが患者の不安の程度や日常生活への影響を評価し診断が下されます

治療方法の違い

起立性調節障害の治療は、まず生活習慣の改善が基本です。適度な運動や十分な睡眠、バランスのとれた食事が推奨されます。また血圧を調整する薬が処方されることもあります

一方で不安障害の治療は心理療法と薬物療法が行われます。心理療法ではカウンセリングや認知行動療法が用いられ必要に応じて抗不安薬や抗うつ薬が処方されます

まとめ

起立性調節障害と不安障害は、どちらも日常生活に大きな影響を与える疾患ですが、それぞれの原因や症状、治療法は大きく異なります。起立性調節障害は自律神経の調整機能の問題に関連し特に朝に症状が強く午後に回復するというパターンが見られます。一方、不安障害は、過度な不安や恐怖が日常生活を妨げ、精神的・身体的な症状が時間帯に関係なく現れるのが特徴です。正しい診断を受け、それぞれに適した治療法を取ることが重要です

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起立性調節障害でお悩みの方へ「ぬくもり整体院・鍼灸院」

東洋医学と西洋医学の融合

起立性調節障害とは?

自律神経と姿勢の調整がカギ

起立性調節障害は、特に小学生から高校生までの思春期のお子さまに多く見られる症状です。自律神経がうまく働かなくなることで血圧や心拍数の調整が難しくなり立ち上がるときにめまいや疲れを感じたり朝起きるのが辛く学校に行けなくなってしまうこともあります

自律神経の乱れが原因となり起立性調節障害が現れると日常生活が難しくなることもあります。自律神経は血圧や心拍数、消化機能などを調整する神経系で、これが乱れると心身のバランスが崩れてしまいます。結果として起立性調節障害の症状が現れることがあります

千葉県船橋市ぬくもり整体院・鍼灸院では、この自律神経に働きかける施術を専門に行っており特に頚部(首)の緊張を和らげることで自律神経のバランスを整えることを目指しています

起立性調節障害の原因

起立性調節障害(OD)について

起立性調節障害の原因には生活習慣や成長期に起こる体の急激な変化、ストレス、睡眠不足、食生活の乱れなどが関係していますが、主な原因は自律神経の不調です

成長期の急激な変化特に思春期のお子さまは急に身長が伸びたり体重が増えたりすることで自律神経がその変化に追いつかなくなることがあります。その結果、血圧や心拍数の調整がうまくいかず、めまいや動悸、立ちくらみなどの症状が現れることがあります
生活習慣の乱れスマートフォンやパソコンの利用時間が増え夜更かしが続くと体内時計が乱れ睡眠の質が低下してしまいます。これが自律神経に悪影響を与えることもあります
ストレス学校生活や受験、友人関係などの精神的なストレスも、自律神経のバランスを崩す一因となります。特にプレッシャーを感じやすいお子さまは、これが原因で症状が悪化することもあります
血液循環の悪化姿勢が悪かったり運動不足が続いたりすると血液の循環が悪くなり自律神経の調整がうまくいかなくなることがあります。立ち上がったときに血圧が急に下がってしまうと、めまいや疲れを感じやすくなります

これらの原因に対処するためには、まず自律神経を整えることがとても大切です。ぬくもり整体院・鍼灸院では、頚部の緊張を緩和することで自律神経の調整を行い症状の改善を目指しています

自律神経への取り組み

原因に対するトータルな改善

自律神経は首や脊柱の周りを通っているため首の筋肉や神経に働きかけることが非常に重要です。特に首の筋肉が緊張すると神経や血流が圧迫されてしまい自律神経がうまく機能しなくなります。これにより起立性調節障害の症状が悪化することもあります

ぬくもり整体院・鍼灸院では首の緊張を和らげる施術を通じて神経の圧迫を取り除き自律神経のバランスを整えます

超音波を使った無痛施術鍼や灸を使用せず、経絡に沿って超音波を当て深部の筋肉や神経に働きかけます。この超音波施術は無痛で小学生でも安心して受けることができます

首の緊張を緩和首の筋肉が緊張すると自律神経に悪影響が出てしまうため首の筋肉を柔らかくして神経や血管が圧迫されないようにすることが大切です。これにより血液の循環が改善され自律神経が正常に働くよう狙っています

ストレートネックの改善ストレートネックとは首の本来あるべき湾曲が失われてしまい、まっすぐな状態になることです。姿勢が悪かったり、スマートフォンやパソコンの長時間利用が原因で起こることが多く自律神経の乱れや頭痛、肩こりの原因になります。当院ではストレートネックの改善を目的とした施術も行っており起立性調節障害の根本的な原因に働きかけています

自律神経の調整による効果

妊娠中のスーパーライザー

自律神経が整うことで、次のような効果が期待できます

  • 血圧の調整自律神経が正常に働くことで、血圧が安定し立ちくらみやめまいなどの症状が改善されます
  • 心拍数の安定心拍数が整うことで、動悸や息切れが軽減され疲れを感じにくくなります
  • 消化機能の改善自律神経は消化機能にも影響を与えるため消化不良や胃の不快感が改善されることもあります
  • 睡眠の質向上自律神経が整うと深い睡眠がとれるようになり朝の目覚めもスッキリします

小学生でも安心の施術

不安・予期不安ツボ

ぬくもり整体院・鍼灸院では、小学生でも安心して施術を受けられる環境を整えています。施術はすべて無痛で行われ鍼や灸といった痛みを伴う方法ではなく、超音波を使った優しい施術が特徴です

さらに親子で一緒に来院していただけるため保護者の方も一緒にリラックスして施術を受けることができます。お子さまたちは痛みを感じることなく施術を受けることができるため安心して通院していただけます

起立性調節障害に悩む方へ

超音波

起立性調節障害は特に思春期のお子さまにとって大きな負担となり学校生活や日常生活に支障をきたすことがあります。でも正しい取り組みをすることで自律神経が整い症状の改善が期待できます

千葉県船橋市にあるぬくもり整体院・鍼灸院では、首の緊張を和らげて自律神経に直接働きかけることで起立性調節障害の症状を改善するお手伝いをしています。ストレートネックの改善や姿勢の矯正、さらに頭痛や肩こりの軽減にもつながるこの施術は長期的な健康を維持するうえでも役立と信じ施術を行っております

お子さまたちが安心して施術を受け自律神経のバランスを整えて元気な毎日を取り戻せるようにサポートいたします。起立性調節障害でお困りの方は、ぜひ一度ぬくもり整体院・鍼灸院にご相談ください

 

ぬくもり整骨院・整体院院長

自律神経系の施術を得意としてただ身体が楽になるのではなく、身体の細胞が作り出す染色体レベルまで追求し、世界的な染色体検査会社から日本の鍼灸院をはじめ東洋医学で初めてメデイアに呼ばれたのが「ぬくもり鍼灸院・整体院」となります。根拠ある施術は当然としていかに症状を改善させ身体本来の力を取り戻す事に追求した治療院となります

当院の特徴
  • 少しでも施術料を減らす為に、広告費を払いテレビ・雑誌などでは宣伝はしない治療院です(ホットペッパーなどのポータルサイトでも登場しません)
  • 当院にあるメニューでは東洋医学だけではなく西洋医学レベルでの知識も豊富で利用者さんの不安を無意味な言葉の安心ではなく、根拠があり安心できる説明が出来る、また柔軟に施術を変え改善への近道を探す(当然治療費の追加は一切なし)
  • 回数券やフリーパス・予約を迫るなどは一切ないと宣言致します。(そういう時間があるのでしたら時間いっぱいに症状の改善方法を一緒に探しましょう)
  • 初診で不安が強い方などはできるだけ、貸し切り状態で施術を行いますので電話かLINEでご相談ください(付き添いも可能です)

日曜診療・祝日診療・ご相談ください

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施術時間の目安約1時間となります。

5000円

初診の場合は必ず電話かLINEで起立性調節障害とお伝えください(同伴者が多い為に、予約状況がネットでの空き状況で変わることがあります)

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現在は近赤外線としてアルファビームを使用しております。

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伊藤製「複合治療器」これも下総中山駅周辺の整骨院では当院のみ設置
当然ですが「微弱電流」・「ハイボルト(ハイボルテージ)」での追加料金はありません

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