猫背による坐骨神経痛の因果関係について
現代社会では長時間のデスクワークやスマートフォンの使用が増える中で、「猫背」が原因となる健康問題が深刻化しています。特に猫背が引き起こす坐骨神経痛は腰痛や下肢のしびれといった症状で多くの方が悩んでいる問題です。ここでは猫背がどのようにして坐骨神経痛を引き起こすのかを説明いたします
猫背とは何か?
猫背とは背中が丸くなり肩が前方に突き出た姿勢を指します。この姿勢は脊柱の自然なS字カーブを崩し、腰や背中、さらには下肢にまで悪影響を及ぼします。特に猫背によって腰椎の前弯が減少し骨盤が後傾することで坐骨神経が圧迫され痛みやしびれを引き起こすことがよくあります
坐骨神経とその役割
坐骨神経は人間の体で最も太く長い神経であり腰椎から始まり、臀部を通って下肢全体に広がります。この神経は足や脚の動きや感覚を司っており、その働きが損なわれると日常生活に大きな影響を与えます
猫背が坐骨神経痛を引き起こすメカニズム
猫背が坐骨神経痛を引き起こす原因
- 腰椎の前弯減少腰椎の自然な湾曲が失われることで椎間関節や椎間板に負担がかかり坐骨神経痛が引き起こされやすくなります
- 椎間板の変性椎間板にかかる圧力が不均等になり変性が進行することで神経根を圧迫し坐骨神経痛が発生することがあります
- 腰仙関節の負担増加骨盤が後傾すると腰仙関節に不均等な負担がかかりやすくなり、これが坐骨神経痛の一因となります
- 腰部の筋肉の不均等な負担骨盤の後傾によって腰部の筋肉に過度な負担がかかり坐骨神経痛が発生しやすくなります
- 体幹のバランスの崩れ肩甲骨の前方移動により体幹のバランスが崩れ腰椎や骨盤に過度なストレスがかかります
- 腰部筋肉の過緊張体幹の不安定化により腰部の筋肉が過度に緊張し坐骨神経に対する圧迫が増すことがあります
- 血行障害による神経圧迫血行不良が筋肉や神経に影響を与え坐骨神経痛が悪化する可能性があります
- 神経根の炎症血行障害が続くと神経根に炎症が生じやすくなり坐骨神経痛の原因となります
4猫背による坐骨神経痛の症状
猫背による坐骨神経痛
- 腰部から臀部、下肢への痛み猫背が原因で坐骨神経が圧迫されると腰部から臀部、さらには大腿部やふくらはぎ、足先にかけて痛みが生じます。この痛みは立位や座位の維持が長時間続くと増強する傾向があります
- 下肢のしびれや感覚異常坐骨神経が圧迫されることで下肢にしびれや感覚異常が生じることがあります。これは足底部や足背部にまで及ぶことが多く特に朝起きたときや長時間同じ姿勢を続けた後に顕著になります
- 腰部の硬直感と可動域の制限猫背による脊柱の不自然なカーブが続くと腰部全体に硬直感が生じ腰の可動域が制限されることがあります。これにより前屈や後屈などの動作が困難になり日常生活に支障をきたすことがあります
まとめ
猫背が坐骨神経痛を引き起こすメカニズムは胸椎の後弯過度、腰椎の前弯減少、骨盤の後傾、筋肉の過緊張、血行障害など、複数の要因が複雑に絡み合っています。これらの要因が坐骨神経に対して直接的および間接的な影響を与えることで腰痛や坐骨神経痛の発症に繋がります
特に猫背が骨盤や腰椎のアライメントに与える影響は大きく、これが腰椎や椎間関節、坐骨神経に対するストレスを増加させ、結果として腰痛や坐骨神経痛を悪化させる要因となります。ぬくもり鍼灸院・整体院では、これらの問題に対して専門的な施術を行い一人ひとりに合ったケアを行っています。ぜひ一度ご相談ください
坐骨神経痛|船橋市下総中山駅北口徒歩1分ぬくもり整骨院・整体院
下総中山周辺で坐骨神経痛にお悩みで整骨院・整体院をお探しの方、ぬくもり整体院では市川市・船橋市を中心に坐骨神経痛に特化した整体での施術を行っております。坐骨神経痛は腰からお尻、足にかけて痛みやしびれを感じる状態で日常生活に大きな影響を与え辛い症状です。このような痛みは姿勢の悪さや筋肉の硬直、長時間のデスクワークなどが原因で発生することが多いですが当院の整体ケアにより痛みを和らげることが可能で人気がある施術となります
当院では一人ひとりの体の状態に合わせたオーダーメイドのケアを心がけております。坐骨神経痛の根本的な原因にアプローチすることで痛みを和らげるだけでなく、再発防止にも努めています。市川市・船橋市にお住まいで坐骨神経痛でお困りの方は、ぬくもり整体院までぜひ一度ご相談ください
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ぬくもり整骨院アクセス方法
下総中山ぬくもり整体院の坐骨神経痛、施術方法
- ・SSP
- ・超音波療法
- ・整体・近赤外線(アルファビーム・スーパーライザー)
- ・ハイボルテージなどの電療法
- 着替えもありますので仕事帰りでも気軽に来院できます。
- 臀部(お尻)から下肢にかけて痛みがある
- 長い時間立っている事が辛い
- 腰を反らすと下肢に痛みやしびれが出る
- 座り続ける事が困難
- 足が激しく痛む、歩けなくなることがある
- 腰痛があり、お尻や太ももの後ろ側に違和感がある
- 前かがみになると痛くて靴下をはけない
- 足先・ふくらはぎに冷感やだるさ痛みがある
- 太ももの後や外側、ふくらはぎ、足先などに痛みやしびれが続いている
- 足に力が入りにくい感じがある
- 仰向けに寝れない
坐骨神経痛の施術
坐骨神経痛での来院ですが痛み・痺れの誘発(再現)が梨状筋が原因でるとわかった
骨格のバランスを改善し筋肉・関節・骨盤を遊びのある状態へ矯正します。
筋肉に遊び(動きに余裕がある)を作る事によって神経の圧迫を緩めていき改善に向かわせます
通常梨状筋と言うものは柔らかいのですが股関節の筋肉の使い過ぎ(回旋)や長時間座っていることにより起きる事があります
梨状筋症候群はまれな病態です
坐骨神経痛での施術内容で使われるもの(状態により選択をしていきます)
糖尿病からくる坐骨神経痛では対応が出来ません生活習慣でヘモグロビンa1cを下げ神経の興奮を抑える事を推奨いたします。
坐骨神経痛での施術では近静外線(スーパーライザー・アルファビーム)どちらかを使用します。
刺激を与えずに症状を緩和する
「近赤外線療法(スーパーライザー・アルファビーム)」
近赤外線療法あたたかい赤い光(近赤外線)を首・肩・腰など障害のあるところの神経に照射することで、血行を改善し症状を緩和する治療法です。また、神経に直接茶作用してストレスなどで緊張している神経を平常な状態に戻すことが期待できます。妊娠中でも使用でき副作用・合併症もありません。
<適応症>
頭痛・肩こり・めまい・耳鳴り・肩・腰・膝・各神経痛・手足の血行障害・顔面神経麻痺・自律神経失調症・更年期障害・不眠・冷え性、便秘など
MCR(微弱電流):生体電流と同じようなレベルのごく弱い電流で筋肉に電気刺激を与えてケガや痛みの治療に効果を発揮します
Hi-Voltage(ハイボルテージ・ハイボルト):高電圧電流による電流刺激を皮膚に抵抗を与えず深部組織まで到達させ患部の炎症の抑制・痛みの軽減をする治療法で坐骨神経痛などでよく使われる筋肉(腸腰筋)などは深部にある為にこのハイボルテージが良く使用されます
RUSSIAN:筋肉刺激に適した刺激電流で、ピンポイントで作用します
TENS:主に知覚神経に対して電気刺激を与え、疼痛を抑制します
EMS:筋収縮を引き起こし、筋力を強化します
温熱や振動による血管拡張効果、筋肉深部の治療に最適で神経組織への作用や細胞レベルのミクロマッサージ効果で捻挫や関節炎による痛みや腫れにも効果があります。
当院の施術内容
この坐骨神経痛は関連痛によって引き起こされている現象である可能性があり、痛みの原因がわからないとその場凌ぎの施術となってしまう為、しっかりと原因を特定し施術に入ります
トリガーポイントを抑えると軽く押してもズーン響きます。施術を行う事により直接筋膜に刺激を送ることでトリガーポイントを除去します