良く言われますがFSHが高いから不安だ
良く言われますがFSHが高いから不安だ、妊娠しない実際はどうなのか?私はFSHが高いから妊娠しないというものはないと感じております。それは内の利用者さんが証明してくれています。D3で卵胞が見えないのであればFSHは高いのは当たりまえ、卵胞が小さい(E2が低ければFSHは高い)茶おりから生理と考えればD3はFSHは高くなります。これは生理開始の3~5日前からFSHは上がっていきます。そして卵胞を育てるためにFSHは上昇するわけですからD3よりD4の方が高くなるのは当たりまえなのです。
結論から言いますとAMH0.02・高FSHや卵胞が見えていなくても妊娠までたどり着けますが、FSHについて話をしていきます。
この方はFSHの最高が150まで行かれた方です。現在は無事に2人にお子様がいます
FSH(卵胞刺激ホルモン)とは
- FSH(卵胞刺激ホルモン)というホルモンは、性腺刺激ホルモンの一つで、女性の体で卵胞(卵子が成長する場所)を大きくし、hLH(ヒト黄体形成ホルモン)と一緒になってエストロゲン(女性ホルモン)を出す働きを持ち排卵を促します
- hFSHの出方は、視床下部(脳の一部)から出るホルモン、Gn-RH(性腺刺激ホルモン放出ホルモン)によって調整されます。この他にも、性腺(卵巣や精巣)から出るホルモンなどの影響も受けています。
- 正常な月経周期で見られる変化は、卵胞がどれだけ成熟したかによるものです。
- 男性の体では、hFSHは精巣内の細精管(精子が作られる場所)にあるレセプター(受け手)を通じて、精子を作る働きを強めます。
- hLHとhFSHの量は通常、月経、生殖能力、思春期の発育異常や閉経期、排卵周期疾患、脳下垂体障害(脳の一部が正常に働かない状態)などの調査のために測られます。
- FSHを測ることで、性腺刺激ホルモンがどれくらい出ているか、Gn-RHがどれだけ出ているか、そして卵巣や精巣がどういう状態かを知ることができます。これは視床下部、下垂体(脳の一部)、卵巣・精巣系の状態を理解する上で非常に重要な手段となります。
このように、FSHやhLHといったホルモンは、女性の卵胞成長や排卵、男性の精子形成など、人間の生殖にとって極めて重要な役割を果たしているのです。また、これらのホルモンの濃度を測定することで、性腺刺激ホルモンの分泌能、卵巣や精巣の機能、さらには脳の一部である視床下部や下垂体の状態を把握することが可能となり、生殖に関連するさまざまな問題を調査する上で貴重な手がかりを提供します
FSHと卵子の質(高FSHだから卵子の質が悪い)
結論はFSHと卵子の質は関係ない
- 卵子の質は染色体異常などの影響によるもので高いFSHレベル自体が直接的に卵子の質を悪化させるわけではありません
- 高いFSHレベルになると卵巣の反応性が低下し卵子の採取が困難になることがあります
- 卵子の数が少ない場合は良質な卵子に出会う確率も低下するため、「採れても質が悪い」という印象が生じる可能性があります
- 年齢が上がるとFSHの値も上昇しやすくなります。高齢の女性では卵子の染色体異常率も高まるため高いFSH=卵子の質が悪いというイメージが広まっています
- FSHを下げてから治療を行うのは卵巣の反応性を向上させるために行われます。卵子の質を直接的に改善するためではありません
- FSHの値が10mIU/ml以上あった場合でも、一桁に下がったからといって卵子の質が良くなるわけではありません。卵子の質向上には時間がかかる場合があります
D3でFSHが高い時は?どういう時?
- E2が20以下の時(卵胞が見えないのでFSHふが高いのは当たりまえ)
- E2が120前後の時(遺残卵胞が発育をして排卵準備に入っている)
- LHが15を超えている時(ピルなどで起きているのは生理ではなく、不正出血です。原因としては黄体機能(高温期)が全く機能していない(黄体機能不全)
- 40代でFSHは15前後であれば正常値と考える
fsh基準値より高い
fsh基準値40代
基本的に卵胞が見えていれば変わりはありません
一般的にFSHの高い低いはE2の数値を確認してから、高いかもと考えてください
FSHの基準値
- E2:20↓ FSH:8~40
(下垂体機能不全・1.2ミリの小さな卵胞がある場合は8~20、卵胞はない場合は20以上の事が多い) - E2:20~30 FSH:8~15
- E2:30~40 FSH:6~12
- E2:40~50 FSH:6~12
- E2:60~80 FSH:12~40
(実は茶おりから生理が始まり、卵胞が急激に成長していてFSHが高くなっている可能性、遺残卵胞が排卵に向かっていてFSHが高い場合もある) - E2:80~120 FSH:20~30
(遺残卵胞が排卵に向かっていてFSHが高い場合もある、遺残卵胞で様子見で採卵に向かう場合、ピルなど) - E2:100~200 FSH:6~12
(遺残卵胞で様子見で採卵に向かう場合、ピルなど)
D3でfshが高いとどうなる?
一般的には以下のケースとなります
・FSHが15前後でしたら、クロミッドやレトロゾール(フェマーラ)などが処方される事が多いです
・FSHが20以上でもAF(見えている卵胞の数)が多ければ、そのまま誘発スタートとなることも
・E2が20↓で卵胞が見えない場合は、上記の薬もしくは何も処方されない事が多い
・卵胞も見えなくFSHが20以上の場合は様子見もしくはプレマリンもしくはピル系統の薬と誘発剤が処方されることがあります
・LHが20↑以上の場合はエストロゲン系統のものが処方されるクリニックもあります。
FSH高い原因でストレス
高いストレスが加わるとエストロゲンが減少、よってFSHは上昇致しますが当然、卵子の質・妊娠率には影響は致しません
心因的ストレスの場合は「睡眠と栄養」に影響が出ていないかを考える
身体的ストレスとエストロゲン(女性ホルモンの一種)分泌についての説明を行います。これはわかりやすく理解するために大事なポイントを詳しく説明することに重きを置きます。
- ストレスと自律神経:
ストレスを受けると、私たちの体は反応します。例えば、心臓がドキドキしたり、手が汗ばんだりするのです。これは自律神経の一部、交感神経が活性化した結果です。自律神経とは、私たちが意識せずに体の機能をコントロールする神経系統のことです。 - 交感神経とエストロゲン:
交感神経は内臓のあちこちに分布しています。それはエストロゲンを分泌する卵巣にもあるのです。研究者たちは、ストレスで交感神経が活性化すると、卵巣からのエストロゲン分泌にも影響があると考えました。 - 研究の結果:
実際にラットを使った研究で、交感神経が卵巣からのエストロゲン分泌に影響を与えることが明らかになりました。特に、交感神経を刺激するとエストロゲンの分泌速度が約半分にまで減少し、刺激を止めるとすぐに元の分泌量に戻ることが確認されました。 - エストロゲンとテストステロン:
エストロゲンは、卵巣内でコレステロールから合成されます。同じく男性ホルモンであるテストステロンも卵巣から分泌されます。エストロゲンとテストステロンの分泌は、交感神経の刺激によって共に抑制されることが分かりました。 - 分泌抑制のメカニズム:
交感神経によるエストロゲンとテストステロンの分泌抑制は、それぞれ異なるメカニズムを通じて行われます。エストロゲンの分泌抑制はα2アドレナリン受容体に、テストステロンの分泌抑制はα1アドレナリン受容体によるものでした。
以上の研究結果から、ストレスは交感神経を介してエストロゲン分泌に影響を及ぼすことが分かりました。人間においても同様のメカニズムが考えられます。これがストレスと女性ホルモンの関連性についての説明となります。より健康な生活を送るためには、ストレスを適切に管理し、ホルモンのバランスを保つことが重要です。
参照元:http://waarm.or.jp/wp-content/uploads/2020/01/d31b5c12a1f4e69f633ace4fcf5883c7.pdf
当院では日本中から低AMHの方からの相談がありますが、遺伝と言うより生活習慣(病)として低AMHを考えるべきだと考えております
低AMHの原因は過去に以下を継続していたことがあるが9割以上です。
・過度なダイエットを経験している
・朝食の欠食又は液体系で置き換えている
・飲酒(1単位を週2回以上)
・やせ(BMI18以下だが、ただ単に体重を元に元しただけでは半数はAMHは回復しない)
・肥満
・糖質過多(インスリン抵抗性)
・就寝時間(12時以降に就寝)
・貧血(12.5以下
・橋本病(TSH2.5以上)
・夜勤が多い
・勤務時間が不規則(起床時間がバラバラ)
・毎日のウォーキング又は過度な有酸素運動(特に夜間にウォーキングやジム通い)
・筋トレを継続的にしている
・毛深い
・卵巣の手術を経験している
などなど、これらは健康診断ではAが付いていても妊娠を望む方には向いていない数値が多々あります
またその他に、高プロラクチン・下垂体・黄体期の不全などの原因があり低AMHと一括りで考えるのではなく、どうして低AMHになったのかを考え改善させていくことで妊娠への近道となり、それを一緒に考えてくれる治療院をさがすのも良いと思います。
このような不妊でお悩みの方にお勧めです。
- 卵胞が見えてこない(自発生理がない)
- 採卵・移植を10回以上失敗している
- タイミング法で妊娠したい
- 低AMH(0.1以下)で悩んでいる
- 多嚢胞性卵巣症候群で悩んでいる
- 空胞が多く成熟卵が少ない・凍結できない
- 高齢(44歳以上)だか妊娠をしたい
- 不育・流産が多い
- 着床前診断を行っているが正常卵が取れないなど
FSHが高値だから早期閉経なのか?
AMHが低い・FSHが高いだけでは早期閉経や、卵胞(卵子)が少ないとは限らない
卵巣予備能
卵巣機能がこれからどれほど働くかを評価する指標。評価指標として以下の4つが一般的
- 残存原始卵子数
卵巣に残っている未成熟の卵子の数。しかし、実際にこの数を測定するのは難しい - 卵胞刺激ホルモン(FSH)
脳の一部である視床下部からの指令を受けて別の脳の部分である下垂体から放出されるホルモン。このホルモンが卵胞(卵子が育つ場所)に作用し、卵胞の発育・分化(成熟)を促す - 胞状卵胞数(AFC)
卵胞期早期に卵巣内に存在する胞状卵胞の数で超音波を使って確認することができる。AFCが多いほど不妊治療における排卵誘発への反応が良いとされている
これにより誘発(注射)などはFSHが高値より見えている卵胞の数により決まる事が多い - 抗ミュラー管ホルモン(AMH)
最近、卵巣予備能の指標として注目されているホルモン。胞状卵胞の細胞から分泌され月経周期に影響されにくい - 卵巣予備能の維持
休眠状態の原始卵胞をできるだけ消耗せずに維持することが大切。しかし残存原始卵胞数を測定することは難しいため、FSH、AFC、AMHのような指標が一般的に使われている
ぬくもり鍼灸院とは?
体の気血の流れを整えることで卵巣の機能を回復させる方法です。卵巣に栄養や酸素を送り込んで卵胞の数と質を高めます。卵巣の機能を高めて結果、採卵数を増やします。ホルモン治療と併用することで、より高い効果を期待できます。副作用や費用などの問題が少なく安全で自然な方法です
当院では低AMHの方に対して積極的な施術を行っています。当院では卵巣の機能やホルモンバランスを整えるだけでなく、ストレスや不安などの心理的な要因にも働きかけます。心身のバランスをとることで妊娠に適した状態を作ります。当院で鍼灸治療を受けた低AMHの方のうち約6割の方が採卵数を増やすことができました。また約7割の方が半年で妊娠に至りました。東洋医学の理論、施術は低AMHの方にとって有効な方法の一つで適切な治療を受ければ、採卵数を増やして妊娠に近づくことができます。当院では、低AMHの方に対して、個別に合わせた鍼灸治療を提供しています。もし、低AMHの方で採卵数を増やしたいとお考えの方がいらっしゃいましたら、ぜひ当院にご相談ください。お待ちしております
クリニック同様に鍼灸院・整体院も低AMH・高FSHに強い・実績のある院をお勧めいたします
毎月採卵(排卵)がある低AMH
AMHが低くても毎月排卵している場合はAMHが正常の方と比べて、卵子の質が低いとは言えません。卵子の質を確かめるには体外受精などの治療を行う必要があります
卵子の質は年齢と卵巣の環境に影響されます。年齢が上がると卵子の染色体異常が増えて卵子の質が低下します。卵巣の環境はストレスや喫煙、肥満、環境ホルモンなどによって悪化します。卵巣の環境が悪いと卵子の質も低下します
AMH値が低いことで不安になるのは当然です。しかしAMH値は卵子の質のすべてではありません。卵子の質は年齢や卵巣の環境にもよります。低AMHでもストレス(肉体的なストレス)が少なくて卵巣・子宮に良い生活習慣を送っている場合は質の高い卵子を育てることができます
2.3ヶ月に1回は排卵(採卵)ができる低AMH
3か月に1回は卵胞が見えて排卵はしている場合は卵巣機能が完全に失われていないことを示しています。卵巣機能低下とは卵巣の機能が低下し卵子の数が減ったり、質が悪くなったりすることです。卵巣機能低下の可能性はAMH値で判断することができます。AMH値は卵巣内に残っている卵胞の数を反映しています。しかし卵胞の数や質は加齢とともに低下していくので、妊娠を希望する場合は早めに行動することが大切です
自然妊娠の確率は低くなりますが不可能ではありません(質は関係がないのでタイミングの回数が減る意味で確率が低い)卵子の質は年齢によって変わるの、若ければ妊娠の可能性は高くなります。しかし自然妊娠が難しい場合はや体外受精などの不妊治療を検討することもおすすめです
卵巣機能低下や無排卵月経の治療には、以下のような方法があります
- 生活習慣の改善(しっかりと経験がある鍼灸院や整体院をお勧めいたします)
- ホルモン療法
- 人工授精
- 体外受精
半年以上採卵(排卵)が出来ていない低AMH
半年以上排卵しないと無排卵周期症という可能性があります。無排卵周期症は排卵が起こらず生理が不規則になったり、無月経になったりします。原因はホルモンのバランスの乱れや卵巣の機能低下、ストレスや過度のダイエットなどが考えられます
妊娠を希望する場合は、早めに病院で相談する。もしくは早急に無排卵周期症に強い鍼灸院や整体院などに相談をする事を勧めます。無排卵周期症は放置すると卵巣の老化や子宮内膜がんのリスクも高まります。アドバイスを受けながら最適な治療法を選択することが改善への一歩となります。
原因
- 加齢
- ストレス
- 生活習慣
- 卵巣の病気
- 子宮筋腫
- 甲状腺機能異常
治療
- 生活習慣の改善
- バランスの良い食事
- 適度な運動
- 十分な睡眠
- ストレス解消
船橋市ぬくもり鍼灸院・整体院の不妊症に対する施術(他院との違い)
FSHの閉経値はいくつですか?
①良く話している事ですが、AMHとFSHは妊娠には関係しない
こんな記事が出ていましたしかし低AMHだから安心する高いFSHだから安心するこれはまた話が変わってくる問題で
どうしてAMHが下がっているのか?そうしてFSHが高いのか?これは非常に重要な事でそこから今まで妊娠まで遠く感じたものが近くなることがありますうちで言いますと先月もAMH0.0が卒業していますしで1年以上卵が見えていなかったような方が現在4つ凍結していたりとFSHに関してはうちは20超えているような方が普通ですし100超えても別に…という感じです
これも前にブログで書きましたがでてきた卵はそのまま行くことが多いケースが多く体感ですが質に関しては関係なくどうして出てこないのか?育たないのか?これだけでだと思いますしかし、低AMH、高FSHに関しては急いだほうが良いこれは感じるものがあります
今来院中の方がAMHが0.3になってしまったと話が出たのですが
答えは「で?で?で?で?でででででで?」これから来る方も0.台で昨日着床頂いた方で
その話をしている最中に着床の連絡が来た方も0.11を出している方でした
結局0.3で1番高い数値を持っているとなり
…最近はAMHについてはもう興味がなく0.0でも毎週期見えていればほぼ無視をしています先週はFSH150ぐらいの方が着床しています
問題は普通に取れる方の方が難しい事が多々あります正直どこが原因なのかさえも…こんな事もあります
説明会でも話していますが
これだけですね
逆に低いのを見てやる気が出てくるのであれば難易度は低いような気もします
先週の陽性組5人の時もよくペンを投げたと話していましたがそういう方の凍結卵…なんかよいですね普通に取れる方の方が着床率が低いというのが面白いけど羨ましいです
嬉しいのですが羨ましく思えるときもあるという愚痴でした
③採卵が全くダメで終盤に個数が増えてきて胚盤胞になったAMH0.08(これまた微妙にありますが)
ブログに書いたので結果も書いておきます無事に着床しました報告が遅れたのは自然周期で移植できなくなりポリープの切除などがあり移植できるまで3周期かかりました
ここ最近なのでですが2.3回前のブログで書いたのですが自然周期での成熟卵の獲得数を増やしてみよう
AMHが0.16未満の方もいましたで、これも今日なのですが採卵…30回弱ぐらいやられている方で約1年半通われてますはじめは空砲のみ…卵胞が見えないなどで
色々と大変で…クリニックを転院し胚盤胞1個そし貯卵をがんばっていたのですが半年以上も凍結できませんでした
ただこの間の期間なのですが
FSHも40以上もよくある方なのですがそれもなくなり、採卵数も最後の4回は平均1個弱だったのが3個ぐらい採卵できるようになっていました
へんな話、このぐらい長期間うちでみるのも珍しく長く追う事もないのですがホルモン値も数もあってくるパターンも珍しくありません
先週の陽性の方なのですが今さらですが今日お話ししていて気が付いたのですがいわゆる低AMH・高FSHだったんですねAMH0.16未満FSH20越え昔だったらこれで話題になったのですが3行で終わりになりました。
これ…タイミングです。初診でAMHの事は私も忘れていたのですが卵も見えているし、自然妊娠の経験もあったのでタイミングで続投していたのでが(排卵検査薬は毎日写メでいただいて、ここだ!みたいのはありましたが)
うーんなんか色々と考える節あります
今日移植した方も採卵周期のFSHは20を超えていたと昨日相談を受けたのですが
その時、私は『ふーーん』FSHもAMHも高く、低くても可能性はある限り気持ちが折れなければやってみる事これが大事だと思います