近赤外線(スーパーライザー・アルファビーム)を用いた星状神経節照射と顔面神経麻痺の関係
顔面神経麻痺は顔の片側または両側の筋肉が急に動かなくなる症状で表情の制御や日常生活に大きな支障をきたす疾患です。特に「ベル麻痺」などの顔面神経麻痺は、突然発症し原因が不明な場合が多いことから、治療方法の選択や回復の促進が難しいとされています
- 近赤外線治療器は星状神経節に近赤外線を照射する治療装置で、注射を必要せず副作用もない物理療法です
- この装置の治療効果は、注射を使った星状神経節ブロックの効果の70%前後が期待できると報告があります
- 星状神経節ブロックは特定の神経をブロック(停止)する治療法で交感神経をブロックし副交感神経を活性化することが目的の治療法です
- 交感神経が過度に活動すると筋肉が硬くなり疲労が溜まる一方、副交感神経が活性化すると睡眠の質が良くなります
- 近赤外線治療器は左右の星状神経節へ同時に近赤外線を照射でき両肩に均等に効果を発揮し肩こり・手脚の冷え性・神経痛などにも期待できます
- 近赤外線治療器は肩こりや不眠症だけでなく、めまい、耳鳴り、歯の知覚過敏などの症状に対しても有効とされている
- 近赤外線治療器は自律神経のバランスを整え副交感神経を活性化することで不眠症・自律神経失調症などの改善だけでなく、全体的な健康状態の向上にも期待できます
当院では顔面神経麻痺の症状緩和および改善を目的として近赤外線治療器(スーパーライザーまたはアルファビーム)を使用し星状神経節への照射を行っています。このアプローチにより自律神経の調整や血流改善を図り顔面神経麻痺の回復を促進することを目指しています。
星状神経節とは?
星状神経節は交感神経が集まっている場所です。星状神経節は顔、首、上肢(腕)、さらには頭部全体への交感神経の活動を調節する重要な役割を果たしています
この神経節は顔面の血管や神経、さらには脳幹や上位頸髄に至るまで幅広い影響を及ぼしており、その調整が乱れると顔面神経の回復や再生にも影響を与える可能性があります。星状神経節を介した交感神経の過剰な緊張や血管の収縮が顔面神経の機能回復を妨げることがあると考えられています(ブロック注射が行われる場所で、ブロック注射が行えない方などは近赤外線に切り替えるクリニックが多いです)
近赤外線治療(スーパーライザー・アルファビーム)とは?
近赤外線治療は可視光線よりも長い波長の赤外線を使用し皮膚や組織の深部まで照射できる治療法です。特にスーパーライザーやアルファビームといった治療器は近赤外線を高出力で照射できるため体内深部の組織にまで到達し神経や血管、筋肉に直接作用します
近赤外線治療には以下のような効果が期待されます
血流改善効果
近赤外線は組織深部にまで浸透し血管の拡張を促進します。これにより血流が改善され神経や筋肉への酸素供給・栄養供給が増加します
顔面神経やその周辺の血管が拡張し、血流が改善されることで、神経への酸素供給や栄養供給が増加します。これにより、顔面神経の再生や修復が促進され、麻痺の回復が期待されます。
抗炎症効果
近赤外線には炎症反応を抑制し組織修復を促進する作用があります。これにより神経組織や周辺の炎症を軽減し回復をサポートします
痛みや不快感の軽減
近赤外線は痛みを抑える作用もあり顔面神経麻痺に伴う痛みやしびれ不快感を軽減する効果が期待されます
神経機能の調整効果
神経の活動を調整し自律神経のバランスを整えることで交感神経と副交感神経の活動を最適化します。これにより神経の過剰な興奮を抑えリラックス効果をもたらします
千葉県船橋市下総中山ぬくもり鍼灸院・整体院の施術内容
全て行い追加料金は一切ありません
顔面神経麻痺の整体、予約・ご相談はコチラ
JR総武線「西船橋駅」と「本八幡駅」の間「下総中山駅」北口徒歩1分となります
顔面神経麻痺整体の料金
施術時間は約60分となります。(ネット予約の場合は枠の関係上45分と表示されますが、60分から70分と考えてください)
微弱電流療法は、痛みを管理するために広く使用されており電流が皮膚を通じて神経に送られ痛みの伝達を妨げる働きをします
当院では不眠症に対し微弱電流を行う際には両方の三叉神経に微弱電流を行います
三叉神経は顔面の感覚と咀嚼の運動を制御する主要な神経で微弱電流が三叉神経に適用されると痛みの伝達を遮断し緩和することが可能です
微弱電流の適用は、神経系の活動を調節し自律神経系のバランスを改善する可能性があり身体の多くの自動的な機能(心拍数、呼吸、消化など)を制御します
よって自律神経系の活動を調節することで、不眠症の問題を改善する可能性があります
近赤外線
近赤外線とは「スーパーライザー」・「アルファビーム」が代表的で通常の整骨院や整体院・鍼灸で使用される「遠赤外線」とは別物です
- 近赤外線治療器は星状神経節に近赤外線を照射する治療装置で、注射を必要せず副作用もない物理療法です
- この装置の治療効果は、注射を使った星状神経節ブロックの効果の70%前後が期待できると報告があります
- 星状神経節ブロックは特定の神経をブロック(停止)する治療法で交感神経をブロックし副交感神経を活性化することが目的の治療法です
- 交感神経が過度に活動すると筋肉が硬くなり疲労が溜まる一方、副交感神経が活性化すると睡眠の質が良くなります
- 近赤外線治療器は左右の星状神経節へ同時に近赤外線を照射でき両肩に均等に効果を発揮し肩こり・手脚の冷え性・神経痛などにも期待できます
- 近赤外線治療器は肩こりや不眠症だけでなく、めまい、耳鳴り、歯の知覚過敏などの症状に対しても有効とされている
- 近赤外線治療器は自律神経のバランスを整え副交感神経を活性化することで不眠症・自律神経失調症などの改善だけでなく、全体的な健康状態の向上にも期待できます
ハイボルテージとは
- ハイボルテージ治療の効果として最も大きなものは痛みの軽減で高電圧を用いることで皮膚への影響が少なく深層部分へ効果を及ぼすことが可能とする治療器です
- この治療法は従来の電気療法が対処できなかった症状にも作用し治療の幅を広げています
- ハイボルテージ治療は血流を促進する効果もあり筋肉の緊張や血管の圧迫による血流の低下を改善します
- 神経を落ち着かせる効果も持ち、特定の周波数にセットすることで炎症を起こした神経を落ち着かせることが可能で神経症状が緩和されます
- ハイボルテージ治療器の特徴は高電圧であることで筋肉の深層部に対するアプローチが可能で、より深い治療が可能になります
- ハイボルテージ治療器による治療は痛みを早く和らげることができ、副作用がないため安心して使用できます
- ハイボルテージ治療器は単体でも使用できるが、超音波と組み合わせて使用することでより高い効果を発揮します
超音波
- 出力レベルの変化やパルスモードにおける振動の間隔の調整により、様々な施術が可能となる。
- 肩こりの原因である血流の停滞や疲労物質の蓄積に対して超音波治療器は温熱や振動による血管拡張効果で対応することができる
- 神経組織への作用や細胞レベルのミクロマッサージ効果により捻挫や関節炎による痛みや腫れにも効果がある
- 患部の大きさに応じて異なる直径のプローブを使用することで、より効果的な治療が可能となる
- 超音波治療器は負傷後すぐに治療を行ったり、筋肉をリラックスさせるためにスポーツ選手に人気があり、スポーツの現場や大会で広く利用されている。
- 人間の手では不可能な1秒間に百万回ものミクロマッサージを提供し微細な振動を深部に与えることができる
- 超音波療法はリハビリテーション分野やスポーツ分野で最も利用されている理学療法の一つである