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顔面神経と迷走神経(超音波)

迷走神経と顔面神経麻痺の関係について

迷走神経とは?

迷走神経は第10脳神経として知られ脳幹から延びて頸部、胸部、腹部に広がり、内臓の機能調節に大きな役割を果たします。この神経は副交感神経系を構成しており心拍数の調整、消化管の蠕動運動の促進、さらには免疫系の調整など多岐にわたる生理的機能に関係しています

迷走神経がもたらすリラックス効果やストレス軽減効果はよく知られていますが、それだけではありません。迷走神経が適切に機能することで全身のホメオスタシス(恒常性)が維持され身体全体のバランスが整うのです。この神経の働きが乱れるとストレス耐性が低下したり体内の炎症反応が過剰になったりして、さまざまな疾患や不調が現れることがあります


迷走神経と顔面神経麻痺の関係

迷走神経と顔面神経は脳幹の近接した部位(延髄や橋)から発しており神経系の調整において相互に影響を及ぼす可能性があります。特に自律神経系(副交感神経と交感神経)のバランスが乱れると顔面神経の血流や栄養供給に影響を与、回復を遅らせる要因となることが考えられます

また自律神経の乱れが全身の炎症反応や免疫機能に影響を与えることも示されています。迷走神経が適切に機能しない場合は顔面神経の修復が遅れる可能性があるため、迷走神経へのアプローチが回復を促進すると考えております


当院での迷走神経に対する超音波施術について

当院では顔面神経麻痺の施術に加えて迷走神経に対して超音波療法を用いるアプローチを取り入れています。超音波療法は1MHzの周波数を使用して迷走神経を刺激し機能を活性化または調整することを目的としています

自律神経のバランス調整

超音波を用いることで迷走神経を適度に刺激し副交感神経と交感神経のバランスを整えます。これによりストレス反応の抑制、リラクゼーション効果、炎症軽減が期待できます

神経再生の促進

超音波の機械的振動が神経細胞の修復を促し血流を改善することにより顔面神経の栄養供給が増加し、神経の再生が促進されます

全身のホメオスタシス維持

迷走神経の働きが改善することで全身のホメオスタシス(恒常性)が維持され結果的に神経系全体のバランスが整い顔面神経麻痺の回復がサポートされます


良くある疑問

一部の医療関係者や施術家からは、迷走神経への超音波療法が顔面神経麻痺の回復に有効であるかどうかについて疑問が呈されることがあります。これは現時点で迷走神経に対する超音波療法のエビデンス(科学的根拠)が限定的であることが理由の一つです

神経科学の研究進展
超音波が神経細胞に対して修復や再生を促進する効果があることは臨床研究において確認されています特に迷走神経への刺激が自律神経系全体の調整に効果を持つという報告は複数存在しています

個別症例の成功例
当院では迷走神経に対する超音波療法を施術した多くの顔面神経麻痺の利用者様において症状の改善が見られています。これらの結果は統計的な有効性を証明するものではありませんが個別の症例から得られる経験的知見として重要です

非侵襲的かつ安全な施術
超音波療法は非侵襲的(体内に傷をつけない)で副作用が極めて少ない治療法であるため、安全性が確保されています。リスクが低くかつ副交感神経の調整が可能な施術として何でも試してみたいと思いますので副交感神経を優位にしやすくする効果と考えればやるべきだと考えております

千葉県船橋市下総中山ぬくもり鍼灸院・整体院の施術内容

全て行い追加料金は一切ありません

 

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JR総武線「西船橋駅」と「本八幡駅」の間「下総中山駅」北口徒歩1分となります

顔面神経麻痺整体の料金

施術時間は約60分となります。(ネット予約の場合は枠の関係上45分と表示されますが、60分から70分と考えてください)

5000円

微弱電流を使用する理由

微弱電流療法は、痛みを管理するために広く使用されており電流が皮膚を通じて神経に送られ痛みの伝達を妨げる働きをします
当院では不眠症に対し微弱電流を行う際には両方の三叉神経に微弱電流を行います
三叉神経は顔面の感覚と咀嚼の運動を制御する主要な神経で微弱電流が三叉神経に適用されると痛みの伝達を遮断し緩和することが可能です

微弱電流の適用は、神経系の活動を調節し自律神経系のバランスを改善する可能性があり身体の多くの自動的な機能(心拍数、呼吸、消化など)を制御します
よって自律神経系の活動を調節することで、不眠症の問題を改善する可能性があります

近赤外線

近赤外線とは「スーパーライザー」・「アルファビーム」が代表的で通常の整骨院や整体院・鍼灸で使用される「遠赤外線」とは別物です

 

自律神経失調症・鬱などにスーパーライザー

近赤外線を使用する理由
  1. 近赤外線治療器は星状神経節に近赤外線を照射する治療装置で、注射を必要せず副作用もない物理療法です
  2. この装置の治療効果は、注射を使った星状神経節ブロックの効果の70%前後が期待できると報告があります
  3. 星状神経節ブロックは特定の神経をブロック(停止)する治療法で交感神経をブロックし副交感神経を活性化することが目的の治療法です
  4. 交感神経が過度に活動すると筋肉が硬くなり疲労が溜まる一方、副交感神経が活性化すると睡眠の質が良くなります
  5. 近赤外線治療器は左右の星状神経節へ同時に近赤外線を照射でき両肩に均等に効果を発揮し肩こり・手脚の冷え性・神経痛などにも期待できます
  6. 近赤外線治療器は肩こりや不眠症だけでなく、めまい、耳鳴り、歯の知覚過敏などの症状に対しても有効とされている
  7. 近赤外線治療器は自律神経のバランスを整え副交感神経を活性化することで不眠症・自律神経失調症などの改善だけでなく、全体的な健康状態の向上にも期待できます

 

複合機

ハイボルテージとは

ハイボルテージとは
  1. ハイボルテージ治療の効果として最も大きなものは痛みの軽減で高電圧を用いることで皮膚への影響が少なく深層部分へ効果を及ぼすことが可能とする治療器です
  2. この治療法は従来の電気療法が対処できなかった症状にも作用し治療の幅を広げています
  3. ハイボルテージ治療は血流を促進する効果もあり筋肉の緊張や血管の圧迫による血流の低下を改善します
  4. 神経を落ち着かせる効果も持ち、特定の周波数にセットすることで炎症を起こした神経を落ち着かせることが可能で神経症状が緩和されます
  5. ハイボルテージ治療器の特徴は高電圧であることで筋肉の深層部に対するアプローチが可能で、より深い治療が可能になります
  6. ハイボルテージ治療器による治療は痛みを早く和らげることができ、副作用がないため安心して使用できます
  7. ハイボルテージ治療器は単体でも使用できるが、超音波と組み合わせて使用することでより高い効果を発揮します

妊娠中も使える超音波治療

超音波

超音波治療器の特徴
  1. 出力レベルの変化やパルスモードにおける振動の間隔の調整により、様々な施術が可能となる。
  2. 肩こりの原因である血流の停滞や疲労物質の蓄積に対して超音波治療器は温熱や振動による血管拡張効果で対応することができる
  3. 神経組織への作用や細胞レベルのミクロマッサージ効果により捻挫や関節炎による痛みや腫れにも効果がある
  4. 患部の大きさに応じて異なる直径のプローブを使用することで、より効果的な治療が可能となる
  5. 超音波治療器は負傷後すぐに治療を行ったり、筋肉をリラックスさせるためにスポーツ選手に人気があり、スポーツの現場や大会で広く利用されている。
  6. 人間の手では不可能な1秒間に百万回ものミクロマッサージを提供し微細な振動を深部に与えることができる
  7. 超音波療法はリハビリテーション分野やスポーツ分野で最も利用されている理学療法の一つである